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男性は「デートに遅刻する彼女」を許せる? #恋の答案用紙

神崎桃子(恋愛事情専門家・恋愛コラムニスト)

女性が気になる恋愛のアレコレを、男性たちに2択アンケート調査。結果をもとに、恋愛コラムニストの神崎桃子さんが男心を分析します。今回は「彼女の遅刻」にまつわるアンケート。

デートに遅刻する彼女、許せる?

「あ~やばい! この電車に乗らないと遅刻だ」
「なんでこう段取りが悪いんだろう」
「彼、怒るかな……。なんて言い訳しよう」

こんなふうに、デートでの待ち合わせに遅れてしまった経験……女子にはあるよね。

でもスマホという味方がいるから、待ち合わせ時間に間に合わなければ早めに連絡することは可能。彼だって、遅れることをあらかじめ知っていれば、時間の潰し方も工夫できるしね。

でも、日ごろの激務を乗り越え、お互いの休みが重なって「やっと大好きな人に会える」と気持ちが高ぶっていたのに、遅刻されるとウキウキ気分も台なし……。

ということで、男性陣に聞いてみました。あなたは彼女の遅刻を許せますか?

Q. デートでの彼女の遅刻、許せる?

はい:78.3%
いいえ:21.7%
※有効回答数230件

見よ、男性たちの広い心を! 約8割の男性が「彼女の遅刻を許せる」という結果に!

だからって、女性のみなさんは“遅刻の常習犯”になんてなっちゃダメよ! 男性の本音から学習していかないと、ね。

「デートでの彼女の遅刻を許せる」派の心理

事情があるなら仕方ない

・「男性よりも女性のほうが外出の準備がかかるので、仕方ないかなと思うから」(32歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)

・「前日の過ごし方や生活スタイルがあると思うので遅刻は仕方ないと思う。ただ、できることなら遅刻するってわかった時点で連絡がほしい」(29歳/自動車関連/技術職)

そうなのよね~。女性は身支度に時間がかかるもの。

前日クローゼットから選び抜いた服だって、朝の気温や体調によって変えなきゃならなかったり、はたまたその日の気分で「この服、やっぱり気に入らない」と急に路線を変更したり……。

そうなりゃ、バッグや靴、アクセサリー、下着まですべて取り替え。髪型もドライヤーやコテを使って奮闘しなきゃいけないし、メイクだってこだわりたいし、もう必死!

男性だって「男と女では準備にかかる時間がちがう」ってことは考慮してくれているもの。ただし問題は“遅刻する回数”だよね。いくら心の広い彼でも、あまりにも遅刻が多いといい気はしないよ。

次のデートでは早めに出て、あなたが彼を待つくらいの気持ちを忘れないで!

本当に好きなら許せる

・「相手のことが本当に好きならばいくらでも待てます」(35歳/団体・公益法人・官公庁/その他)

・「遅刻くらいかわいいものだろう。許せるって」(33歳/機械・精密機器/技術職)

「本当に好きなら許せる」という男性の気持ちはありがたいよね。「せっかく楽しみにしていたデートなんだから、遅刻したくらいで怒らない」「そこで喧嘩して1日を無駄にしたくない」と許してくれるんだろうな。

でも、あなたがもし遅刻ばかりしているのだとしたら、改善する努力をしないと。

私の知り合いに「彼女の家の近くまで迎えに行ってあげたけど、到着後に連絡しても『もうちょっと待って』と30分以上待たされることがよくあった……」という男性が。そんなことを繰り返していたら、次第に「俺って軽く見られているんだな」「俺とのデート、楽しみじゃないのかな?」って、やり切れない気持ちになっていくよ。

「俺はいくらでも待つよ」なんて仏のような彼氏でも、ちゃんと大切にしないと罰が当たるからね!

「デートでの彼女の遅刻を許せない」派の心理

時間を守るのは最低限のマナー

・「時間を守るのは人として当たり前のこと。それすらできないのはありえない」(32歳/その他/その他)

・「時間を守るのは基本的なルールだから」(30歳/その他/営業職)

人として最低限のマナーを守るのは、恋愛においても重要なこと。でも、女性だってまさか連絡ナシで大幅な遅刻なんてしないだろうから、「ありえない!」と言われてしまうとちょっと厳しいよね……。

彼女の遅刻を許せない派の男性には、「あなたのために綺麗にしていたから時間がかかっちゃったの……」なんて言い訳は通用しないのよ!

こういう男性からすると、仕事だろうがデートだろうが、人を待たせるのは言語道断。約束した以上、その時間はきっちり守れってことなのよ。

だらしない印象を受ける

・「時間にルーズな人は、何事にもルーズさが出ると思っているので」(39歳/その他/その他)

・「だらしがないと思ってしまいそうだから」(39歳/建設・土木/その他)

男性だってある程度の年齢になれば、女性と交際するとき“ゆくゆくは結婚”ということも視野に入れているもの。

女性が「彼は結婚相手にふさわしいかどうか」「収入はどれくらいあるか」をジャッジしているように、男性も付き合う過程で「この女性と生活をともにできるか」を観察していたりする。

だらしない印象は、結婚を考える男性にとってマイナスポイントであることはまちがいない! 「この子と結婚は無理だな」と思われないように気をつけて。

恋の教訓:男性は「俺の彼女」に対して寛大。だからこそ、いい気になっちゃダメ!

「彼は遅刻しても怒らない」からといって、それをよしとしているようなら彼女失格だよ。

彼はあなたのことが好きだから、ひそかに我慢を重ねているのかも。「え、もしかして俺ってナメられてる?」「ないがしろにされてる?」と疑心暗鬼になっても、彼女にはいちいち言わないだけなの。

何も言わない=何も感じていない、というわけじゃないのよ。男性だってモヤモヤやイライラをため込んでいけば、どうなるかわからない。塵も積もれば山となるんだから。

たった数分だとしても、それが毎回となれば膨大な時間になるのと一緒。やさしい彼をないがしろにしていたらアカン!

彼を待たせるよりも「彼のために直そうと努力している」ことが伝われば、2人の愛はさらに深まるよ。

(文:神崎桃子、イラスト:タテノカズヒロ、構成:マイナビウーマン編集部)

※マイナビウーマン調べ
調査日時:2018年12月20日~12月22日
調査人数:230人(22~39歳の働く男性)

※この記事は2019年02月02日に公開されたものです

神崎桃子(恋愛事情専門家・恋愛コラムニスト) (恋愛事情専門家・恋愛コラムニスト)

「恋が続かない」「出会いがあってもいい人止まり」「結婚にたどりつけない」「男(女)に逃げられてしまう」「復縁したい」「絶賛不倫中」「婚外恋愛したい」「結婚生活がうまくいかない」など、男女問わず"恋愛初心者から上級者まで"あらゆるカテゴリの恋愛にフォーカスできる恋愛専門家。

これまで大手ポータルサイトに数々の連載コラムを寄稿、自ら経験して得た"恋の教訓"を各メディアから幅広い年代の読者に伝授してきた。

男女の思考回路の違いや男心女心を追求した記事は定評があり男性読者も多い。

著書には「なぜ女はこんなことで怒るのか ~不機嫌な彼女をなだめる10の掟~」(impress QuickBooks)、「恋愛サファリパーク~必要なのは女子力よりサバイバル力!」(すばる舎)、などがある。

恋愛映画のコメンテーター、ライター養成、文章セミナー、恋愛セミナーの講師としても活動中。"草食男子仕置人"としてダメンズたちに積極的に関わり、恋愛アドバイス等も行っている。

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