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モテたい男性の心理と特徴5つ。「モテたいだけの男」に要注意!

井上敬一

こんにちは、恋愛評論家の井上敬一です。

「恋愛は、所詮錯覚である」と私はよく言っています。

恋愛に夢中になっているときには夢のように素敵な瞬間がたくさんあります。しかし、恋愛を裏で操作しているのは遺伝子 だったとしたらどうでしょうか。

好きな人ができたから「結婚したい」「子どもがほしい」という感情がわいてくるのではなく、遺伝子にプログラミングされた“種の保存“という目的が先にあり、それを達成するために、遺伝子が恋愛を作り出したとしたら。

「モテたい」という男性の気持ちについても、そんな遺伝子の考え方が関与しているのではないか、と私は考えています。

男性の「モテたい心理」はもはや本能

男性にとって「モテたい」という気持ちは、もはや本能です。

「モテたい」というと、その人の意思のように思えますが、そうではありません。「子孫を残せ」と命令している遺伝子が作り上げた感情なのです。

男性については、自分の種をできるだけ多く撒き散らすことが、生物としての最終ゴールである“種の保存”につながります。そのため、遺伝子に突き動かされ、「モテたい」という欲求に行き着くのではないでしょうか。

男性370人を対象に、モテたいか、モテなくてよいかを尋ねたアンケートでは、以下のような結果が得られました。

Q.あなたは女性にモテたいですか?

モテたい(63.8%)
別にモテなくてよい(36.2%)
※有効回答数370件

63.8%と「モテたい」男性の割合が多い結果となりました。先ほど説明した通り、生物としての究極のゴールである子孫繁栄を目的に、遺伝子に突き動かされて生まれたのが「モテたい」という欲求です。

この欲求は本能と直結しているので、100%に近い男性が「モテたい」と答えたとしても、不思議ではありません。

「別にモテなくてよい」と答えた36.2%の人の中には、自分はモテないと自覚しているため恋愛を諦めている人、モテないことを認めたくないため「モテなくてよい」と答えている人が少なからず含まれていると思います。

また、20代前半の若者の中には、まだ自分の遺伝子を残すという本能が芽生えていない男性も。そういったタイプも「モテなくてよい」と回答していると考えられます。

「モテたい男」は恋愛感情がなくても女性を口説く

「モテたい」という男性の本能と、「好き」という愛情のどちらであなたに近づいているのか見極めるのは簡単なことではありません。

口説いている本人でさえ、どちらなのかわからない場合が多いからです。男性の中には相手に恋愛感情がなくても口説こうとする人が存在します。

先ほどの「あなたは女性にモテたいですか?」という質問。これに「モテたい」と答えた236人を対象に、以下のような問いを投げかけました。

Q.恋愛感情がなくても、モテたいときは、好感度を高める態度やアプローチを女性にしてしまいますか?

はい(50.0%)
いいえ(50.0%)
※有効回答数236件(「モテたい」と回答した人)

もし、同じアンケートを女性に行ったとしたら、「いいえ」が圧倒的に多い結果になるでしょう。女性は恋愛感情がなければアプローチしないことがほとんどです。

しかし、男性の場合はそうではありません。

恋愛感情がないにもかかわらずアプローチをした場合、女性の気持ち次第では厄介な問題へ発展することなど容易に想像がつきます。それでも、とにかく「モテたい本能」が上回る男性が50%存在するのです。

相手を口説けば、恋愛、結婚に発展する可能性があるが、そこまでの責任は負えないと感じているときにはアプローチをしない派が残りの50%です。

ただし、「いいえ」と答えた人の中には、「モテたいけれどアプローチの仕方がわからない」という人たちも含まれます。

「モテたいだけの男」を見極めるポイントは言葉より行動

では、このアンケートで「はい」と答えた男性はどのようなタイプなのでしょうか。

簡単にいえば、無責任で感情的なタイプだといえます。相手に関心があるのではなく、自分に関心があり、矢印が自分に向いているため、“自分のために”相手を口説き、 “自分のために”恋愛をしているのです。

「いいえ」と答えた男性は、相手との将来に対して責任を取る覚悟があり理性的。相手に矢印が向いている男性だといえます。こういった「モテたい」欲求に流されない男性は、本気で将来を考える相手でないとアプローチをしないのです。

モテたいだけの男性を見極めるために大切なのは、「言っていることよりもやっていること」を判断する目。矢印が自分に向いているか、相手に向いているか、を意識して相手の行動を見てみましょう。

たとえば、レストランに行ったとき、メニューを自分のほうへ向けるのか、相手のほうへ向けるのか、食べるペースを合わせてくれるのか、ずっとスマホを見ているのか。

そういった細かな所作から相手の本質が見えてきます。

▶次のページでは、「モテたいだけの男性」の特徴を紹介します。

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