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クリスマス前に付き合いはじめるのはアリ? #恋の答案用紙

神崎桃子(恋愛事情専門家・恋愛コラムニスト)

女性が気になる恋愛のアレコレを、男性たちに2択アンケート調査。結果をもとに、恋愛コラムニストの神崎桃子さんが男心を分析します。今回は「クリスマス」にまつわるアンケート。

クリスマス直前に付き合いはじめるのはアリ?

彼氏がいない女性たちにも、聖なる夜は容赦なくやってくる。

「今年はホテルのスイートルームを貸し切って女子会なんだ~」と笑ってみても、街に出れば否が応でも耳に入ってくるクリスマスのラブソング、目に入ってくる眩しいイルミネーション……そして、腕組み手つなぎカップルの幸せオーラが、ひとりぼっちの女をますます虚しくさせる。

やっぱりなんだかんだ言っても、クリスマスに彼氏がいないなんて寂しいでしょーよ!

だからといって「クリスマス直前の恋人作り」なんてできるのかしら? 今どきの男子はそこんとこどう思っているの? ということで、アンケートで聞いてみたよ~。

Q.クリスマス直前に付き合いはじめるのはアリ?

アリ:86.2%
ナシ:13.8%
※有効回答数217件

結果は、86.2%もの男性が「クリスマス前の恋人作り」に賛成!? やっぱり男性たちも、クリスマスに“おひとりさま”だと格好つかない、と思っているのかも。くわしいコメントを見てみましょう。

「クリスマス直前に付き合いはじめるのはアリ」派

クリスマスにひとりで過ごすのは寂しい

・「寂しいから、一時的な恋愛でもアリだと思う」(34歳/商社・卸/営業職)

・「ひとりじゃ寂しいので、クリスマスという大イベントは恋人と過ごしたい!」(34歳/医療・福祉/経営・コンサルタント系 )

男性だって、聖なる夜にひとりは寂しいの。女子会なら堂々とできるけど、「クリスマスに男子会!」はなかなか聞かないしね(笑)。 この大イベントを前にして「クリスマスは彼女と過ごしたい!」と願っているのよ。

……ということは、ある意味“チャンス到来!”だよね。だって、ずっと気になっていた人が彼女ナシなら、「クリスマスは誰かと過ごしたいな~」と思っている可能性も高いってことなんだから。

いくら草食系男子でも、クリスマスがどれだけスペシャルなイベントかわかっているよね。自分がその相手に選ばれたとなれば「えっ、そんな大事な日に一緒に過ごすのが俺でいいの!?」って喜んでくれるはず。勇気を出してあなたからデートに誘うのは、大いにアリ!

クリスマスがいいきっかけになる

・「みんなが盛り上がる時期なので、そのタイミングを活用するのは悪いことではない」(26歳/商社・卸/事務系専門職)

・「自分自身もクリスマス前に付き合ったことがある。イベントが多く、相手を気軽に誘いやすいため、クリスマス前に付き合うのはアリだと思いました。また、クリスマス前のほうが恋愛の気分になっているため、自分自身の行動力が増したような気もしました」(25歳/印刷・紙パルプ/営業職)

クリスマスが近づけば近づくほど、異性を意識しはじめるもの。なんたって、独り身に追い討ちをかけるように周囲がそわそわしちゃっているんだから……。“クリぼっち”を予定していた男子だって、便乗して気持ちの盛り上がりを感じてしまうはず。

つまり、クリスマスシーズンの雰囲気を利用して、恋を芽生えさせることができる! バレンタインデーは好きな人に告白する日、ホワイトデーは愛をお返しする日……なら、クリスマスというイベントを恋がはじまるきっかけにしたっていいじゃない?

もっと言ってしまえば、忘れられない元彼とやり直すきっかけになるかもしれないよね。待っているだけじゃ何もはじまらないんだから!

付き合うのに時期は関係ない

・「出会いに時期は関係ないと思う! クリスマスにひとりだからとりあえず誰かと付き合いたいっていうのは嫌だけど」(36歳/ホテル・旅行・アミューズメント/販売職・サービス系)

・「時期は関係ないと思う。ただ、そのあとに別れるのはダメだと思う」(39歳/その他/その他)

たしかに、“クリスマス=恋人と過ごす”という風潮に背中を押されて付き合いはじめることはある。ただ、付き合った日がたまたまクリスマス直前や当日だっただけで、その後も付き合い続けられるかどうかは2人の気持ち次第。

カップルにとって大事なのは、イベントを過ぎても長く付き合えるかどうかってこと。「とりあえずひとりよりはマシ」「ま、この辺で手を打っておこう」だと危険だよね。クリぼっちを回避するために安易に妥協してしまったことで、後々のお付き合いに影響が出ないように注意してね。

「クリスマス直前に付き合いはじめるのはナシ」派

すぐに別れそう

・「クリスマス前だと、ついついテンションで付き合いはじめた気がして長続きしなそうだから」(36歳/マスコミ・広告/クリエイティブ職)

・「クリスマスが終わったらきっと冷めるから」(35歳/小売店/販売職・サービス系)

クリスマスに誰かと一緒に過ごそうとして、仮にその相手が作れたとしても、これからもずっと一緒に過ごしたい相手であるとは限らないんだよね。「聖なる夜に2人でお祝いする」という目的が達成されたら、そのあとのテンションは下がる一方。

たとえるなら、お祭りの前は誰でもワクワクして、当日もノリノリだけど、いざ祭りが終われば嘘みたいに我に返る……みたいなもの(笑)。2人が盛り上がれたのはクリスマスという祭りのおかげだったわけで、その日が過ぎ去って冷静になってみると「なんかちがうかも」「この人じゃなかった」ということに……。

イベント直前に彼氏・彼女を作ると、「本当に好きなのか」「恋人としてふさわしいか」までは考えてないことも多いのです。

恋の教訓:クリスマスに自分を安売りしないよう、しっかりとリスク管理を!

ひとりでいることが息苦しくなるこの季節。「クリスマスまでに恋人をゲットしよう」と焦っている女子を、格好の餌食にしている男性もいるから気をつけてね。

この時期に婚活パーティやイベントにマメに参加したり、マッチングアプリで出会いを求めたりしている男性の中には、女性とお付き合いしたいという目的でなく“人肌の温もりを求めているだけの男”もいるんだよ。

そういう男性は、クリスマスならイケると踏んでいるの。クリスマスが終われば、ケロッとした顔で「え、一晩だけの関係でしょ?」「別に付き合っているわけじゃないよね?」なんて言ってくることも……。

クリスマス前で背に腹はかえられない状況だとしても、リスク管理だけはしっかりね! このシーズンの浮かれた雰囲気に流されることなく「イベント後もこの人が相手で大丈夫なのか?」をちゃんと判断してほしい。

「クリスマスは越せても年は越せない」……なんてことになりませんように(笑)。

(文:神崎桃子、イラスト:タテノカズヒロ、構成:マイナビウーマン編集部)

※マイナビウーマン調べ
調査日時:2018年11月29日~12月4日
調査人数:217人(22~39歳の働く男性)

※この記事は2018年12月22日に公開されたものです

神崎桃子(恋愛事情専門家・恋愛コラムニスト) (恋愛事情専門家・恋愛コラムニスト)

「恋が続かない」「出会いがあってもいい人止まり」「結婚にたどりつけない」「男(女)に逃げられてしまう」「復縁したい」「絶賛不倫中」「婚外恋愛したい」「結婚生活がうまくいかない」など、男女問わず"恋愛初心者から上級者まで"あらゆるカテゴリの恋愛にフォーカスできる恋愛専門家。

これまで大手ポータルサイトに数々の連載コラムを寄稿、自ら経験して得た"恋の教訓"を各メディアから幅広い年代の読者に伝授してきた。

男女の思考回路の違いや男心女心を追求した記事は定評があり男性読者も多い。

著書には「なぜ女はこんなことで怒るのか ~不機嫌な彼女をなだめる10の掟~」(impress QuickBooks)、「恋愛サファリパーク~必要なのは女子力よりサバイバル力!」(すばる舎)、などがある。

恋愛映画のコメンテーター、ライター養成、文章セミナー、恋愛セミナーの講師としても活動中。"草食男子仕置人"としてダメンズたちに積極的に関わり、恋愛アドバイス等も行っている。

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