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「一緒にいてドキドキする女性」と「一緒にいて落ち着く女性」彼女にするならどっち? #恋の答案用紙

神崎桃子(恋愛事情専門家・恋愛コラムニスト)

女性が気になる恋愛のアレコレを、男性たちに2択アンケート調査。結果をもとに、恋愛コラムニストの神崎桃子さんが男心を分析します。今回は「付き合う女性」にまつわるアンケート。

「一緒にいてドキドキする女性」と「一緒にいて落ち着く女性」彼女にするならどっち?

「男って、自由奔放で危なっかしい女性が好きなんでしょ」
「つかみどころのない女性って魅力的だもんね」

そう、男と女の関係は、相手の行動が予測できてしまうとトキメキやおもしろみに欠けてしまうもの。男性から「落ち着いているね」なんて言われても、それがメリットだなんて受け止められないよね。

だけど、男性の胸の内は本当のところどうなの? 今回はこんなことを聞いてみたよ~!

Q. 「一緒にいてドキドキする女性」と「一緒にいて落ち着く女性」彼女にするならどっち?

ドキドキする女性:14.9%
落ち着く女性:85.1%
※有効回答数281件

「落ち着く女性」が圧勝という結果に!! 「ドキドキする女性」と関係を持てたら男冥利に尽きるかもしれないけど、実際に付き合うとなれば話は別ってことだろうね。両者の言い分を聞いてみよう。

「一緒にいてドキドキする女性」派

会う度に新鮮で、マンネリ化しない

・「ドキドキするほうが、いつも会うたびに新鮮味があっていいです」(34歳/自動車関連/販売職・サービス系)

・「ドキドキする分疲れるが、マンネリや慣れがなく新鮮でいられる」(29歳/その他/販売職・サービス系)

ドキドキは疲れることもあるけど、馴れ合いやマンネリは打破できる。少しでも長く新鮮な気持ちでいるためには、刺激だって必要。相手が自分の思い通りになったり行動が読めたりすると、すぐに飽きてしまうことも。安心しきって浮気に走る可能性もあるし(笑)。

相手に「釣った魚に餌はやらない」という甘えや惰性が見られたら、時には女性からドキドキやハラハラを与えるのも大事よね。

「一緒にいて落ち着く女性」派

ドキドキする女性は疲れる

・「ドキドキする女性は、何度か会っていると疲れて会う気がしなくなるので、彼女にするのには向いていないから」(39歳/機械・精密機器/技術職)

・「ドキドキする女性は、疲れる。それよか一緒にいて落ち着く女性が、たまにドキドキする仕草をするほうが好きです」(36歳/その他/クリエイティブ職)

「最初は刺激的でもいいけど、長く一緒にいるには不適切」……という男性の本音は、相手に振り回されたくないから、というところでしょう。

しかし、一緒にいて落ち着く女性がたまにドキドキさせてくれることを望んでいる、ワガママな男性も多いの。一概に「落ち着く女性が恋人なら大満足~」ってわけでもないのです。“安定の上での刺激”が、たまにはほしいって話(笑)。

安心感があり、自然体でいられる

・「素の自分を認めて、自然体で毎日過ごしたいから」(35歳/生保・損保/営業職)

・「安心感がほしいということと、素のままいられるのが一番だと思っているから」(23歳/医療・福祉/販売職・サービス系)

「落ち着く女性がいい」という理由の裏には、「ありのままの俺を受け入れて欲しいから」という男のロマンがあります(笑)。しかし問題なのは、自然体でいる=「このままの自分でかまわない」「何もしなくていい」と同類に考えているなら困りもの。

「俺、外見なんて気を使わないし、金もなくて仕事もしたくないんだけど、そんなありのままの自分を好きでいて」と言われても、それを受け入れる女性なんかまずいないもん。人が魅力的になるためには、現状をなんとかしようとする努力あってこそ。

男性だって、ズボラで怠け者の「ありのままの彼女」は受け入れられないはず。お互いあぐらをかいていたら、恋愛関係なんて成り立たないの。

長く一緒にいられそう

・「緊張感を持った関係性は長続きしないと思うから」(37歳/医療・福祉/事務系専門職)

・「今後長く付き会っていくことを考えたら、落ち着きのある女性のほうが楽だと思うから」(25歳/その他/事務系専門職)

男性は、真剣交際や将来を視野に入れると、刺激的な関係は求めなくなる傾向があります。

若いうちは、ドキドキさせてくれそうな女性にしっぽを振る。しっかり者で落ち着いた女性を、時としてつまらない存在だと思ってしまうことも……。でも、それは一時的なもの。

年齢を重ねれば、落ち着いている女性に目を向けるようになるのよ。交際するにあたり、単純に見た目やノリで判断せず、「長くいられるかどうか」「結婚相手として考えられるかどうか」で女性を選ぼうとするの。

恋の教訓:男性はいつもドキドキしたいわけじゃなく、“トキドキ”刺激がほしくなる!

男性が求めているのは落ち着いた関係なのだけど、正直たま~に刺激が恋しくなることも(笑)。

ドキドキやハラハラは恋のスパイスになります。男性が本当に満足するのは「ただのいい子ちゃん」や「いつもやさしい彼女」ってわけでもない。女には「毒」「悪」「自由奔放さ」があってもいいの。いつも落ち着きはらった優等生の彼女がたまに見せる一面に、男性はドキドキするのです。

「従順さと自己主張」
「柔軟性と潔さ」
「強さと脆さ」

……そんな相反する女の二面性こそ、男を飽きさせない恋愛テクニックなのよ。

(文:神崎桃子、イラスト:タテノカズヒロ、構成:マイナビウーマン編集部)

※マイナビウーマン調べ
調査日時:2018年10月10日~10月12日
調査人数:281人(22~39歳の働く男性)

※この記事は2018年11月28日に公開されたものです

神崎桃子(恋愛事情専門家・恋愛コラムニスト) (恋愛事情専門家・恋愛コラムニスト)

「恋が続かない」「出会いがあってもいい人止まり」「結婚にたどりつけない」「男(女)に逃げられてしまう」「復縁したい」「絶賛不倫中」「婚外恋愛したい」「結婚生活がうまくいかない」など、男女問わず"恋愛初心者から上級者まで"あらゆるカテゴリの恋愛にフォーカスできる恋愛専門家。

これまで大手ポータルサイトに数々の連載コラムを寄稿、自ら経験して得た"恋の教訓"を各メディアから幅広い年代の読者に伝授してきた。

男女の思考回路の違いや男心女心を追求した記事は定評があり男性読者も多い。

著書には「なぜ女はこんなことで怒るのか ~不機嫌な彼女をなだめる10の掟~」(impress QuickBooks)、「恋愛サファリパーク~必要なのは女子力よりサバイバル力!」(すばる舎)、などがある。

恋愛映画のコメンテーター、ライター養成、文章セミナー、恋愛セミナーの講師としても活動中。"草食男子仕置人"としてダメンズたちに積極的に関わり、恋愛アドバイス等も行っている。

★「男と女のこと・色恋沙汰ならなんでもお任せ!」神崎桃子オフィシャルサイト
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