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行き遅れは何歳から? 婚期を逃した女性の特徴とその後について

仁科友里

行き遅れる人の特徴

繰り返しになりますが、自分で仕事をしている女性は、男女問わず、行き遅れということはないと私は思っています。しかし、結婚願望があり、婚活も努力しているつもりなのに、なぜかうまくいかずに30代を迎えたとしたら、自分のやり方や思考回路のクセを振り返る必要があると思います。

1.婚活をしない

意外に思われるかもしれませんが、婚活本を買って、わざわざ相談メールまで送ってくださる方でも、行動に移さない人は結構います。学生時代、参考書を買っただけで勉強した気になることがありましたが、あれに似ているのかもしれません。

2.頑固

料理教室のセンセイをしている友人が、「料理が苦手という人ほど、レシピを読まずに、適当にやる」と話していたことがありますが、婚活も一緒です。今までのやり方では、結果が出ていないということは、これまでの方針が間違っていたということ。たとえばハンバーグを作るレシピはたくさんあるわけですから、自分に合ったものを探せばいいのですが、なぜか頑固さんたちは自己流のレシピにこだわるのです。

3.不安や焦り、怒りが強い

「独身というだけで、友達にマウンティングされた」「周囲にイタい人だと笑われている」「誰とも結婚できないのではないか」

こういう怒りや焦り、不安が強すぎる人は、「他人が自分をバカにしている」という思考回路で世の中を見ているため、婚活はなかなかうまくいきません。多くの人が「婚活がうまくいかないから、不安になる、焦る」と思っているようですが、不安や焦りを抱えているから、うまくいくものもいかないのです。それらの出どころを明らかにして、無駄な恐怖感を手放す必要があります。

4.認めない

歌手の中森明菜は、オーディション番組「スター誕生!」(日本テレビ系)で史上最高得点をマークしてデビューを決めたと聞くと、さぞすんなりデビューにこぎつけたと思うことでしょう。しかし、実際は予選会4回、テレビ審査3回、計7回の挑戦でグランプリを獲得しています。審査員に酷評されたこともあったそうですが、そこで腐らず、講評をもとに方針を立て直したそうです。作戦が大事なのは、婚活も同じです。一度も男性から「お断り」をされない人なんていないと思いますが、あまり「お断り」が続くようであれば、自分の狙っているゾーンと合っていないということですから、自分のレベルを上げるか、ターゲットを変えるかなどの作戦が必要になります。しかし、断られたことを認めない人は、作戦を変えません。当然、結果も出ません。

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