原因は何? 仕事の気分が上がらない時の対処法
仕事の気分が上がらない時の対処法
それでは、気分が上がらない時はどのように対処すればいいのでしょうか。具体的な対処の方法を5つご紹介します。気分に悪影響を与える「考え方のクセ」・「感じ方のクセ」を変えていきましょう。
テンションは無理にでも上げるべき?
仕事のために、一時的にでもテンションを上げなければならないことはあるでしょう。「笑う門には福来る」といわれるように、無理にでも笑っていたらそのまま気分がよくなる場合もあります。しかし、自身の感じ方や考え方のクセが原因で気分が上がらない場合、無理に上げたテンションは長くは続かないでしょう。遠回りに思えても、根本にある自分が辛くなるような考え方や感じ方のクセを変えていくことをオススメします。
気持ちを切り替える5つの方法
歩く・身体を動かす
気持ちが沈んでいる時は、うつむいてじっとしていることが多いのではないでしょうか。気持ちと身体はリンクしているとされています。姿勢を変えたり、身体を動かしたりすると、気分も動かしやすくなります。背筋を伸ばして歩いたり、軽いストレッチをしたりするほか、その場で3回ジャンプしてみるのも効果的。会議中など、大きな動きができない時は、目線を上にあげるだけでもよいでしょう。
鏡に映る自分を肯定する
気分が上がらない時は、自分に否定的になっていることが多いです。そんなときは化粧室などに行き、自分を鏡に映しましょう。その自分を見て、「私はがんばっている(がんばってきた)」「私は○○できる」など、肯定する言葉をかけてみてください。「がんばれ」は悪い言葉ではありませんが、今がんばっていることを認める言葉ではありません。「がんばれ」と励ますよりも、「がんばっている」の現在進行形や、「がんばった」と過去形での声かけがオススメです。
その仕事を通して喜ぶ人の顔を思い浮かべる
その仕事をしたら、誰がどんな顔で喜ぶのか想像してみましょう。その人を喜ばせることができた時の気持ちも想像してみてください。人は誰かを喜ばせたいものです。そして、気分が上がらないのは、喜びが不足している傾向が。誰かの喜び、自分の喜びを想像して、感じてみましょう。自分のためにがんばるのが苦手な人でも、誰かのためにがんばろうとすると意欲がわいてくることがあります。
自分なりの気分を変えるスイッチを使う
あらかじめ「これをしたら自分の気分が変わる!」という自分なりのスイッチを探しておきましょう。「このドリンクを飲んだら」「このお菓子を食べたら」「この曲を聞いたら」「この香りをかいだら」「この写真を見たら」など、自分で「これがあったら大丈夫」と思えれば、なんでもスイッチになります。お守りやおまじないのようなものですね。そして、そのスイッチを使ったら、さっきまでとは違うことを考えてみてください。
24時間以内にラッキーだったことを5つ思い出す
「私は運がいい!」「私はラッキーだ!」と思えると、気分が上がります。24時間以内と時間を区切って、ラッキーだったことを5つ探してみましょう。たとえば、信号が青だった、電車で座れた、ランチがおいしかった……など。気分が上がらない時は、ついアンラッキーなことに目が向いてしまいがち。5つ探そうとすることで、ラッキーなことに意識が向きやすくなります。自分がラッキーだと思えたら、気分が変わるでしょう。