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メリットばかり。自分を知る必要性とその方法

高見綾(心理カウンセラー)

中田ボンベ@dcp

「自分を知る」必要性

 

自分のことを知らない人は、小さい頃から他人の目を気にして生きてきた人が多いように思います。その場合、物事の判断基準が「人からどう思われるか」になってしまい、「自分がどうしたいのか」が抜け落ちてしまいます。

すると、何をするにしても人から嫌われないように合わせるようになるので、もやもやして息苦しさを感じることもあるでしょう。

むなしさや慢性的な孤独感があり、人生がつまらないものになってしまいます。

自分を知らないと人生に迷う

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そして、いざ自分の人生を考え直そうとしても、今まで自分のことに注目しなかったので「自分がどうしたいのかがわからない」状態になります。

好きなこともわからないし、何がやりたいのかもわからない。これでは人生の迷子になってしまいます。「自分のことがわからない」状態は、想像以上につらいものです。

自分を知らないと自己否定してしまう

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また、自分の価値や魅力を知らないでいると、自己肯定感(※ありのままの自分を受け入れて、肯定できている状態をいいます)が下がってしまいます。人と比べるとき、「あの人は人懐っこくて人気者だけど、私は愛想がない」など、大抵は他人の長所と自分の短所を比べるものです。

そのように自分のいいところが何もないような気がして、自分にダメ出しをしていると、自己否定感が強くなってしまいます。

自己否定感が強くなると、仕事や対人関係、パートナーシップなどあらゆるジャンルにおいて自信がなくなり、問題を抱えるようになります。

「私が悪い」という罪悪感や、「私ができないからだ」という無価値感にハマって事実を見ることができなくなり、問題を解決する力が弱くなります。

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