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ありのままの自分とは? ありのままを受け入れる方法

熊谷佐知恵(心理カウンセラー)

中田ボンベ@dcp

ありのままの自分とは? 素の自分を見せたら嫌われると、ありのままをオープンにできない人もいることでしょう。でも、自分らしくいたいですよね。今回は、ありのままの自分を受け入れる方法を、心理カウンセラーの熊谷佐知恵さんに聞きました。

よく「ありのままでいることが大事」といいますが、中にはそうすることが難しい、受け入れられないという人もいます。その場合、どうすればありのままの自分でいられるようになるのでしょうか? また、ありのままでいることには、どんなメリットがあるのかも気になるところ。そこで今回は「ありのままの自分を認めて幸せになる方法」を心理カウンセラーの熊谷佐知恵先生に教えてもらいました。

「ありのままの自分」の意味とは

「ありのままの自分」とは、ただそのままの自分を認め、受け入れている状態を指します。どんな状況であろうと、自分のことを客観的に受容できている状態ですから、ある種「悟りの境地」のような状態ともいえます。

近年、ありのままに生きられない苦しみや生きづらさを感じる人が増え、自己否定や自己肯定感などのキーワードに興味を持つ方が多くなりました。自分の内側で感じていることと、他者に対して取り繕っている自分とのちがいが自覚できるくらい、私たちの意識は広がりを持ちつつあるのかもしれません。

「ありのままの自分」とは、「ありのままではない自分」であると認識したあとで、私たちの中に生まれる「実態と認識の自己一致」だといえます。まるごとの自分を受け入れられているという意味でも、自分に対しての葛藤がなく、とてもシンプルで清々しい境地なのかもしれませんね。

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