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面接時もOK? 女性のクールビズマナー

西出ひろ子(マナーコンサルタント)

ジョーンズ加奈恵

女性のクールビズマナー

服装選びのポイント

クールビズだからと言ってわざわざ服を新調することはありません。繰り返しますが、クールビズとは摂氏28度の室温で涼しく効率的に仕事ができる軽装化のことです。女性が意識することは、色、柄、素材、デザインでしょう。

色は周囲の人にも涼しさを与えるものを。白や水色、紺と白の組み合わせなどは、清潔感も感じさせて仕事にもオススメ。薄いピンクもかわいらしさの中に涼しさを感じさせます。また、爽やかな高原や森林などをイメージさせる薄いグリーンは、目にも優しく好感度も上がります。ちなみにピンクとグリーンの組み合わせは、おしゃれで色の相性もいいでしょう。

柄ものであれば、好き嫌いの好みもあるとは思いますが水玉模様が夏には涼しげな印象を与えます。ただしオフィスでは、職業や職種にもよりますが、柄ものよりもシンプルな無地が無難です。

素材

透け感のある素材は、ビジネスのシーンでは控えましょう。また、ファッションマナーとして光沢のある素材は夜の服装となりますので、昼間の仕事には不向きと言えます。仕事での服装は光沢のないものを選んでくださいね。

デザイン

デザインは体型(体のライン)がわかりやすいボディコンシャスなものは避けます。仕事着として動きやすい、機能的なデザインを選んでください。また、昼のファッションマナーとして、肌を露出しないという点も挙げられます。業種や職種によって一概には言えませんが、ノースリーブやミニスカート、短パンなども、一般的には控えます。ノースリーブを着用する場合、職場やお客様などにお目にかかるときには、必ずカーディガンやジャケットを着用しましょう。腕だけでも、男性からは目のやり場に困るという声も。また、背中が開いているものや、お腹まわりがでる丈の短いシャツ(カットソーやTシャツも)なども同様です。

露出しすぎはNG! クールビズの注意点

生足(素足)は仕事中は厳禁。クールビズでも、服装によってはストッキングを着用します。職場の規則によっては、ストッキングではなく靴下だけでもよしとしている場合もあるかもしれません。その場合はそちらに従いましょう。また、どんなにカジュアルな軽装だとしても、ビーチサンダルなどは履かないようにしてくださいね。スニーカーなどは土などで汚れていないものを履きましょう。

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