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自分から告白する女性、アリ? ナシ? #恋の答案用紙

神崎桃子(恋愛事情専門家・恋愛コラムニスト)

女性が気になる恋愛のアレコレを、男性たちに2択アンケート調査! 回答結果をもとに、恋愛コラムニストの神崎桃子さんが男性の本音を探ります。今回は「好きな人に自分から告白する女性」について、男性232名にアンケートをとりました。

自分から告白する女性って、男性的にどうなの?

“告白するのは男の役目”? いやいや、そんなことはありません。

いまや、恋愛は男女逆転傾向にあると言われています。あなたに気になっている相手がいるなら、“告白したもん勝ち”かもしれません。

実際のところ、リアルな告白事情はどうなっているのでしょうか? 男性へのアンケート結果から紐解いてみましょう!

Q.好きな人には自分から告白をする女子。アリ? ナシ?

アリ:97.8%
ナシ:2.2%
※有効回答数232件

これほどまでに「アリ派」が圧倒するということは、イマドキ男子は女子からの告白を待っているということなのでしょうか。なぜこの数字にたどり着いたのか、さらに男性の本音を深掘りしてみましょう。

アリ派

草食系男子が多いから

・「近年は草食系男子が多くなり、かくいう自分もやや草食気味。自分からは行きにくい。でもお付き合いしたい。だから、来てくれると助かる」(31歳/通信/販売職・サービス系)

・「自分が受け身の人間なので、積極的なのはよく感じる」(36歳/情報・IT/技術職)

肉食系男子は、もはや絶滅危惧種に指定されかねないのでは?(笑) 草食系男子が増殖した現代において、積極的な女性はなんともありがたい存在。自分から狩りに出かけるのが苦手な草食系男子でも、女性には興味があるし、恋愛だってしたいのです。

告白してくれる女性に好感が持てるということは、女性からすると好きな男性を落とすのは意外に簡単だといえます。

告白されると意識するから

・「自分もそうでした。男は単純だと思った。それまでそんなに意識したことがなくても、意識してしまう」(32歳/食品・飲料/その他)

・「自分なら好意を向けられたらうれしい」(33歳/金融・証券/営業職)

「告白されたら意識する」と答えた男性とは、女性からの軽いアプローチだけで交際に発展することはまずありません。何度も遊びに行ったり、食事をしたりしているのに2人の距離が縮まないようなら、あなたから自分の気持ちを伝えてしまったほうが、イライラの時間を費やさずに済むでしょう。

告白をきっかけに、男性に「自分を意識させること」ができたら、恋のスタートラインに立ったも同然。はっきり言わないとわからない鈍感くんは多いのです。

駆け引きされるのが苦手だから

・「駆け引きをしたり、誘導したりするタイプは好ましくない」(35歳/情報・IT/技術職)

・「ストレートに気持ちを伝えるのはよい。変に駆け引きとかしてほしくない」(33歳/運輸・倉庫/事務系専門職)

駆け引きが苦手という男性は多いものです。そもそも恋愛が得意ではないのですから、「女が企てた恋の駆け引き」なんてものに乗っかってくれるわけがありません。女性の言動を深読みするとか、言葉の裏に隠された真実を探ってくれなければ、彼があなたの想いに気づくことは一生ないでしょう。

まわりくどいやり方で「女心を察してくれ」なんて、通用しないのです。直球でぶつかったほうが吉ですよ。

行動力のある素直な女性が好きだから

・「はっきりと気持ちを伝えられる人に好感が持てる」(31歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)

・「自分の気持ちをはっきりと発信できているから、付き合ったときもわかりやすい」(30歳/商社・卸/事務系専門職)

・「自らアクションを起こすことは行動力があり素敵だから」(31歳/不動産/経営・コンサルタント系)

かつては、受け身の女性が積極的な男性にリードされてお付き合いするというパターンが多く見られましたが、その立場は逆転しつつあります。

「気持ちを伝えられる人」「気持ちを発信できる人」「行動力のある人」という男性たちのコメントからも、「男性に頼る女性よりも、自立した女性を好意的に見ている」傾向が読み取れます。

いま男性が求めているのは「守ってあげたい女性」ではなく、「手のかからない女性」といえそうです。

ナシ派

女性からの告白は無駄?

・「むしろ告白して撃沈するだけ。やるだけ無駄だと思う」(33歳/医療・福祉/専門職)

・「かわいくないから」(35歳/その他/事務系専門職)

「女子からの告白はナシ」という少数派の意見は、「好きになったら自分のほうから告白したい」という気持ちの表れかもしれません。

恋の教訓「女性からの告白は大いにアリ!」

今回の恋の教訓は「女性からの告白はウエルカム」ということでしょう。

これは女性にとって朗報です! つまり、たとえ相手からアプローチがなくとも、あなたの好意に応じる可能性は大!

「向こうから誘ってくれないから……」「彼から好きだと言ってこないから……」と諦める必要はありません! 「この子は俺のことが好きなんだ」と確信しないと、女性に告白できない受け身男子は多いのです。

気になる男性には自分から告白して好意を示し、彼に自信を持たせて、交際につなげましょう。

>次回は「彼好みの服装に合わせる女性。アリ? ナシ?」(8月5日更新予定)

(文:神崎桃子、イラスト:タテノカズヒロ)

※マイナビウーマン調べ
調査日時:2018年7月20日~7月23日
調査人数:232人(22~39歳の働く男性)

※この記事は2018年08月01日に公開されたものです

神崎桃子(恋愛事情専門家・恋愛コラムニスト) (恋愛事情専門家・恋愛コラムニスト)

「恋が続かない」「出会いがあってもいい人止まり」「結婚にたどりつけない」「男(女)に逃げられてしまう」「復縁したい」「絶賛不倫中」「婚外恋愛したい」「結婚生活がうまくいかない」など、男女問わず"恋愛初心者から上級者まで"あらゆるカテゴリの恋愛にフォーカスできる恋愛専門家。

これまで大手ポータルサイトに数々の連載コラムを寄稿、自ら経験して得た"恋の教訓"を各メディアから幅広い年代の読者に伝授してきた。

男女の思考回路の違いや男心女心を追求した記事は定評があり男性読者も多い。

著書には「なぜ女はこんなことで怒るのか ~不機嫌な彼女をなだめる10の掟~」(impress QuickBooks)、「恋愛サファリパーク~必要なのは女子力よりサバイバル力!」(すばる舎)、などがある。

恋愛映画のコメンテーター、ライター養成、文章セミナー、恋愛セミナーの講師としても活動中。"草食男子仕置人"としてダメンズたちに積極的に関わり、恋愛アドバイス等も行っている。

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