【体型お悩み別】着やせ効果のある服の選び方と着こなしテクニック
お尻まわりやおなかまわり、足、二の腕など、誰しも体型で気になる部分のひとつや2つはあるもの。どんなアイテムを、どのように身に着けると、服の着やせ効果を最大限活かすことができるのでしょうか? スタイリング&カラーコンサルタントの都外川八恵さんに、着やせ効果のある服の選び方や、コーディネートのテクニックについて解説してもらいました。
服選びに役立つ! 押さえておきたい着やせテクニック
着やせ効果を狙うには、太って見えてしまう色やシルエットなど、コーディネートの基本を知っておくことが大切です。
着やせ効果のある服の特徴と着こなし方のポイント
色の選び方
最も着やせ効果のある色は、収縮して見える「低明度色(暗い色)」です。最低明度の「黒」のほか、ネイビーやブラウン、ワインレッドなど、ダークな色だと着やせ効果が期待できます。ただし、低明度色は「重たい色」でもあるため、使いすぎると重量感や圧迫感を感じさせてしまうことも。大きな面積に低明度色を使用するときは、軽めの素材を選ぶなど、メリハリをつけましょう。
特に太って見える服の形
タートルネックやスタンドカラー(立ち襟)など、首筋やうなじ、鎖骨(デコルテ)などを隠してしまうような形の服は、太って見えやすいので要注意。手首や足首など、体の細い部分を隠してしまうようなデザインの服も、太って見えやすい服の代表格です。また、横長に伸びる「水平ライン」が多い柄やシルエットも、視線が横に流れるため着膨れして見えがち。ウエストのくびれがないワンピースなども、残念ながら太って見えてしまうので避けましょう。
体の見せるべき場所・隠すべき場所
首筋やうなじ、デコルテ、手首、足首は、意識して出すようにすると、華奢に見えやすく、こなれた雰囲気を醸し出すことができます。体型で気になる部分がある場合は、「隠すなら隠す」「出すなら出す」といった思い切りが必要です。人の視線はヨークやカットされた部分など「切り替え部分」に行きやすいため、中途半端な隠し方だとそこに視線が集中し、返って太って見えてしまうのです。