眠い!! 仕事の集中力が続かないときの理由と対処法
集中力が続かないときの対処法
集中力が切れてしまう理由、続かない原因がわかったところで、私たちはどう対処したらいいのでしょうか? 浅野さんに対処法を聞きました。
集中力が切れてしまったときの気分転換4つ
一旦その場から離れる
一旦、職場や作業スペースから出てみることです。深呼吸をしてみたり、職場の外などを少し歩く、体を適度に動かすことで、リラックス効果が生まれます。言い換えれば「今、集中しなければ」という思い込みや煮詰まった気分を一度手放してみることが肝心です。
仕事の優先順位を見直す
一息ついて、今取り組んでいる仕事に優先順位をつけ直してみてください。集中力が途切れているときほど、あれもこれも……と考えていることが多いものです。重要なもの、先にやるべきものから順番に取り組んでみましょう。優先順位をつけることで、意識が分散されずにもう一度集中できるようになります。
単純作業に取り組んでみる
あれこれ考えるより、頭を使わない単純作業に集中することで、気持ちをリフレッシュさせることもできます。デスクの整理、書類の整理、いろいろできることはありそうです。何もしないでいるよりも、何かをしていることで、また新たに何かに集中する力が戻ってくることもありますよ。
今の気持ちをメモに書き出す
集中力が途切れているときには、いろいろな感情がわいている場合が多いものです。イライラ、モヤモヤ、不安など、今、感じていることをメモに書き出してみましょう。自分が感じていることを見える化するわけです。抱えている状態ではスッキリしない気持ちも自分の外側に出すことで冷静に見つめることができます。
根本改善! 集中力が続かないときの対処法
日々、デスクや作業スペースの整理整頓を行う
集中力を高めるには「外的環境」を整えていくことも有効です。たとえば、日々仕事を行う作業スペースを整理整頓する習慣を身につけるなど、自分自身が快適に仕事を行える環境を自ら整えてみてください。特に「周囲の環境の影響を受けやすいタイプの人」ほど、外的環境を整えることが有効です。
集中できないことを否定的にとらえない
そもそもどんな人でも長い時間集中力を高めておくことは難しいもの。今、目の前の仕事に集中できない自分に否定的な目を向けなくてもいいのです。仕事に集中できないことを批判的に見てしまい、ついやらなくてもいいことばかりに取り組んでいる人もいるでしょう。できないことを責めるのではなく、どうしたらいいかを考える。そう自分の気持ちを整えてみてください。
ちゃんと休む
どんな人も疲れていれば集中力が途切れるもの。自分自身がオーバーワークになっていないだろうか、チェックしてみてください。特に周囲のペースで仕事をしているときほど、オーバーワークになっていることに気づかないものです。疲れたら休むこと、休息や休暇、睡眠時間を多くとるなど、自分自身を大切に扱う時間を作りましょう。
自分のペース・リズムを見つめる
今取り組んでいる仕事のペース、リズムをチェックしてみてください。どこか自分以外の人との比較の中で自分の仕事量、やり方、ペースを決めていないでしょうか。自分のペース・リズムで仕事をしてはいけないと思いこんでいないでしょうか。自分自身の仕事に対する観念をこの機会に見つめてみてください。自分の軸で物事を捉えていくと集中力は取り戻しやすくなりますよ。