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【○○な男#05】「今、いちばんド直球な男」鈴木伸之インタビュー

なるほど。あなそれで演じた有島くんのような、いかにもモテそうで掴みどころのない軟派な役もいいけれど、鈴木伸之はクールで硬派な役だって相当ハマる。12月23日公開の映画『リベンジgirl』で演じたのは、ふとしたことから総理大臣を目指すことになったヒロイン・宝石美輝(演:桐谷美玲)を無愛想ながらも頼もしく支える選挙秘書・門脇俊也。ヒーローのように正義感たっぷりでまっすぐな役柄は、彼がこれまで演じてきたキャラクターとはどこかちがう。だけど、スクリーンの中の鈴木伸之はその役を完全に物にしていたし、彼が持つ熱情的な空気感とも最高に合致していた。

過去のインタビューや発言を調べていくうちに気づいたのは、彼には俊也のキャラクターに負けないくらい硬派な一面がありそうだということ。だからこの役を演じきれたのだとも思った。よし、次の「○○な男」のテーマはこれでいこう。そう決めてインタビューを進めたものの、見えてきたのはそれだけにとどまらない愛おしくてストレートな素顔だった。

クールだけどかわいい。鈴木伸之演じる門脇俊也の魅力

――『リベンジgirl』へのご出演が決まったとき、どんなお気持ちでしたか?

今まで恋愛映画をたくさん見てきたなかで、俺が演じた俊也ほど硬派なキャラクターはいないんじゃないかと思いました。それほど斬新な映画になりそうだなというのがはじめに抱いた印象です。『リベンジgirl』は、交わることのなさそうな関係性の美輝と俊也が、お互いの一生懸命さに惹かれていくというラブストーリーのオーソドックスな流れがいっぱい詰め込まれた作品。だけど、中盤は笑えるシーンもあるから観ていて飽きないんです。

――役柄とご自身の共通点ってありましたか?

俺が演じた門脇俊也は、自信たっぷりでドSな男です。でも、自分はあそこまで人に強く当たるタイプじゃないですね。共通点は少ないけど、クールな一方で実はかわいらしい一面に魅力を感じました。

――共通点は少ないかもしれませんが、鈴木さんがまとう男らしい空気感は俊也とも重なる部分がありますよね。

たしかに、男っぽい雰囲気は似てるかも。

――鈴木さんが感じる、自分自身の男っぽい一面ってどんな部分ですか?

よく食べるところですかね。焼肉、寿司、ハンバーグが大好き。どのくらい食べるかというと、一食でお米を3合食べてた時期もありました。

――すごい、成長期の男の子みたいですね(笑)。男っぽいと言えば、鍛え上げられた鈴木さんの体からもそれが滲み出ています。

体はよく鍛えてます。ジムで110kgのベンチプレスを持ち上げて、LDH内で1位になったことがあるんですよ。毎朝1時間半のトレーニングをストイックに3カ月間がんばりました。当時EXILEのSHOKICHIさんが持っていた最高記録を絶対に抜きたいなと思っていて。それで最終的にこの重さを持ち上げられるようになったんですが、記録は未だに破られてないんじゃないかな。

――競争率が高そうなLDH内での1位って、相当ストイックに練習しないとなれないですよね。

いやいや、企画に参加してなかったメンディーさんがやったら一瞬で抜かれると思う。あの人は規格外だから、150kgくらい持ち上げられそう(笑)。

ストレートに物事を伝える性格。いくらずる賢くても、陰険で陰湿なのは嫌だ

――劇中の俊也は硬派だからこそ、美輝に対してはかなりクールに接していますよね。実際の鈴木さんは、女性を前にするとどんな態度をとることが多いですか?

あんなにクールな性格ではないです。俺の場合は、思ったことをすぐに伝えちゃいます。俊也のように溜めず、好意があることを「好きです。付き合ってください」ってストレートに言うかな。付き合っていくなかで気を許していくのはアリだけど、最初からデレデレした態度で女性に接するのも嫌だなって思います。

――冷たく接しながらも、俊也は美輝のひたむきな姿に心を開いていきます。ご自身なら、女性のどんな姿に惹かれますか?

自分の仕事や守りたい信念を大切にして、一生懸命な女性です。大きいものだろうと小さいものだろうと、ひとつひとつの仕事に対してまっすぐに取り組む人は素敵だと思う。人のそういう一生懸命さって本気じゃないと垣間見れないものだから。劇中の美輝がひたむきに変わっていく様子はドキッとしますね。

――芯のある女性に惹かれるんですね。ちなみに、鈴木さんが考える「硬派な男」ってどんな男性ですか?

LDHの先輩方は、男っぽくてみんな硬派です。思ったことをはっきり言うし、仕事に対しては真面目だし。みんなで飲みに行って遊ぶ瞬間だって本気なんです。そういう姿勢は同じ男として好きです。俺もストレートに物事を伝える性格だから、そこは共通してるかもしれない。好き嫌いもはっきりしていますし。

――逆に、同性として許せない男性の行動はありますか?

コソコソしているのは嫌ですね。あの手この手を使って、遠回しに伝えてくるのが苦手。裏でそんなこと言ってたんだ、ってびっくりすることあるじゃないですか。そういう女々しい相手に対しては「それ、みんなの前で言えばいいじゃん」って思っちゃう。

――ここまでお話を聞いていて、鈴木さんは本当にまっすぐな方なんだと思いました。

でも、言ってもらうほど硬派な人間じゃないですよ。人生一度きりだし、硬派すぎるのも損してる部分があるなってのが本音です。俺だってずる賢く振舞っている一面は絶対あると思うし。とはいえ何事も後腐れないようにしたいなって思います。いくらずる賢くても、陰険で陰湿なのは嫌だから。

将来は、男から憧れられる男になりたい

――ところで、鈴木さんは男3兄弟のなかで育ったんですよね。兄弟や家族のあいだでは、どんなキャラクターだったんですか?

兄弟とは年子で、自分が末っ子なんです。キャラクターとしては、おバカで明るい性格だったかな。周囲からは長男っぽいって見られがちだけど、素顔はふざけることだってある歳相応な25歳の男ですね。

――しっかり者のイメージが強かったので、そんな一面があるのは意外でした! 実はやんちゃな素顔も持つ鈴木さんですが、10年後はどんな「○○な男」になっていたいと思いますか?

俺、目標の俳優が長瀬智也さんと岡田准一さんなんです。お2人のぐっと迫ってくるようなお芝居が好きだし、何より男っぽい人柄が素直にかっこいいなって思う。自分もこんな風に「男から憧れられる男」になりたいです。

――素敵な展望ですね。今、俳優としての目標はありますか?

30歳までの5年で英語をマスターして、日本だけじゃなく海外でも活躍できる俳優になっていたいです。今はまったく英会話をやっていないし、夢のまた夢みたいな話ですけど。

鈴木伸之の素顔は「今、いちばんド直球な男」

もちろん、鈴木伸之は硬派だと思う。彼が発する言葉のひとつひとつにはどこか熱がこもっていて、思い切りがいい。実際に目を見ながら話して、『リベンジgirl』という作品から感じたその印象は間違っていなかったとも思った。でも、ここで終わらないのが彼の魅力。「硬派」なんてひと言で片づけるのはあまりに失礼すぎる。

現場にいた編集部全員が心を打たれたのは、そのストレートさ。「思ったことはすぐに言う」という発言どおり、インタビュー中は共感できる部分には素直に反応し、ちがうと思ったことにははっきり態度で示す姿が印象的だった。とはいえ時折冗談めかした発言で周囲を笑わせ、いたずらでやんちゃな表情を見せながらぐっと距離を縮めてくることも。硬派なまっすぐさ、そして少年のように純粋なまっすぐさ。そんないくつものストレートな素顔を持つ彼には「今、いちばんド直球な男」という言葉がしっくりくるのかもしれない。

(取材・文:井田愛莉寿/マイナビウーマン編集部、撮影:島田香)

 

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