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好きな人に好きになってもらう方法は? 精神科医が教える心理テクニック

ゆうきゆう

好きな人に好きになってもらう方法・3「つり橋効果(つり橋理論)」

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「つり橋効果」とは?

「恐怖や興奮・緊張感を共有することで、相手への恋愛感情が生まれる」という、とても有名な心理テクニックです。ただ、一気に恋愛感情にまで発展することはそれほど多くなく、「関心を持つ」「意識する」といったきっかけになりやすいものです。感情の共有によって親近感が生まれやすくなりますし、身体が緊張状態や興奮状態になることで「相手にドキドキしている」という錯覚も生まれやすくなるのです。

「つり橋効果」を使ったアプローチ方法

一緒にホラー映画を観る・おばけ屋敷に入る・ジェットコースターに乗る、などが取り入れやすいシチュエーションですね。感情の共有をするためには、「体験の感想を言い合うこと」がポイントなので、ドキドキ感を織り交ぜた感想を伝え合いましょう。

恋のドキドキと錯覚させたければ、手をつないだり、特定のスキンシップを一緒に行ったりすると効果的です。実は「映画の怖いシーンでギュッと手を握る」ということを繰り返すと、そのあと別のシチュエーションでも、ギュッと手を握っただけでドキドキ感がよみがえることも。そのため、お互いホラー系が苦手でなければ、ホラー映画やおばけ屋敷はかなりおすすめです。

「つり橋効果」を使うときの注意点

肉体の緊張状態や興奮状態による錯覚は、それほど長く続くものではありません。しかし、「共有する」ことで生まれた親近感や恋愛感情は長く続きますから、いろいろな感情を共有して、どんどん親密度を高めていきましょう。

ただし、相手にとって不快な体験と結びついてしまうと、あなたへの感情もネガティブなものに偏ってしまいます。相手が楽しめる体験をチョイスすることが大切ですよ。

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