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ごめん避けとは? 男性が見せる行動と心理を解説

ゆうきゆう

ファナティック

好きだから避けたくなる「好き避け」と、嫌いだから避けたくなる「嫌い避け」以外に、もうひとつ「ごめん避け」というものが存在すると知っていましたか?

実は前者2つよりも、複雑な人間心理が隠されているようです。

今回は、男性100名の意見と専門家のアドバイスから、「ごめん避けをする男性心理と対処法」をご紹介します。

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「ごめん避け」「好き避け」「嫌い避け」の意味と違い

まずは、「ごめん避け」「好き避け」「嫌い避け」のそれぞれの意味を、ゆうメンタルクリニック総院長・精神科医のゆうきゆう先生に解説してもらいましょう。

「ごめん避け」の意味

「ごめん避け」は、相手から好意を向けられていると気づいたけれど、気持ちに応えられないなど、申し訳なさや罪悪感が少なからずあって避けてしまうというパターンです。

基本的には、相手が自分の好意に気づいて避けますが、相手の勘ちがいや先走りなどから避けることもあります。

「好き避け」の意味

心理学的には「反動形成」と呼ばれるもので、相手に好意があるのにそれを隠したい・認めたくないために、真逆の行動をとってしまうことを指します。

周囲にバレたくないというケースもありますし、気づかれると気まずくなったりフラれたりするリスクがあるので、本人にもバレたくない・自分の気持ち自体を否定したいというケースが多いです。

照れ隠しやプライドの高さから、避けたりそっけない態度になったりする場合もあるでしょう。

「嫌い避け」の意味

相手のことを本当に嫌って避けている場合です。気持ちと態度が一致している状態ですね。

男性が見せる「ごめん避け」行動

それでは実際に、男性たちが見せる「ごめん避け」行動にはどのようなものがあるのでしょうか? ゆうきゆう先生に、態度とメール・LINEの特徴を聞いてみました。

態度で見せる「ごめん避け」のサイン

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態度で見せる「ごめん避け」のサインには、以下のような特徴が見られます。

・何人かのグループでいても、あなたの話題には興味を示さない、会話に入ってこない

・グループでは会話が弾むけれど、1対1になるとあまり弾まなくなる

・2人きりになることを避ける

・2人きりになるとほかの人を呼ぼうとする

・2人きりになるとスマホをいじるなど別のことをはじめてしまう

・会話はしてくれるものの、いつも上の空

・「ああ」「うん」などの生返事しか帰ってこない

・恋愛の話や自分が好意を示す言動を見せると会話が続かなくなる、話題をそらす

2人きりだと好意的な態度を見せてくる「好き避け」と比べて、2人きりでも無関心な態度をとるのが「ごめん避け」の特徴と言えそうです。

メール・LINE(ライン)で見せる「ごめん避け」のサイン

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メール・LINEで見せる「ごめん避け」のサインには、以下のような特徴が見られます。

・他愛のない会話や興味のない会話は早めに切り上げようとする、反応を示さない

・既読スルーをする

・未読期間が長い

あまりにも長時間返信がないと、ブロックまではされていないけど、通知はオフにされていて、時間に余裕があるときしか読まないようにしている場合もあります。

「ごめん避け」をしてしまう男性心理

「好き避け」でも「嫌い避け」でもない、「ごめん避け」は、女性の立場からすると非常に切ない行動です。

「ごめん避け」という言葉の意味を理解したところで、気になるのが男性たちの実態について。その本音を、アンケートで調査してみました。

「ごめん避け」をしたことがある男性は約7割

まず気になるのが、「ごめん避け」をした経験がある男性の割合について。一体どれくらいの男性が「ごめん避け」をしたことがあるのでしょうか? 女性に好意を持たれたことのある男性たちに聞いてみました。

Q.あなたは好意を持ってくれた女性に、気持ちに応えられない申し訳なさから避けてしまう「ごめん避け」をしたことがありますか?
円グラフはい……69.2%
いいえ……30.8%

「ごめん避け」経験がある男性は約7割! 女性からの好意を知ったものの、気持ちには応えられない男性の多くが、「ごめん避け」をしてしまうようです。

なぜそうした態度をとってしまったのか、くわしい理由も聞いてみましょう。

男性が「ごめん避け」をしてしまう理由

男性が「ごめん避け」をしたくなる理由は、男性自身に聞いてみるのが確実ですよね。「ごめん避けをしたことがある」と答えた男性たちに、その理由を聞いてみました。

(1)気持ちを察してほしいから

・「こちらは特に好きではないので、諦めてほしかったから」(33歳/その他/事務系専門職)

・「言葉以外の方法で伝えたほうがいいかなと思うから」(32歳/情報・IT/経営・コンサルタント系)

相手からの好意に応えられないときには、言葉やメールで直接伝えるのがベストですが、深く傷つけてしまう可能性も……。トラブルを避けるためにも、言葉ではなく「ごめん避け」という態度をとることによって、自分の気持ちを察してもらおうとする男性も少なくないようです。

(2)対応に困るから

・「どう対応していいのかがわからなくて、思わず避けてしまう」(24歳/その他/営業職)

・「どう接していいかわからなくなってしまったから」(29歳/医療・福祉/専門職)

2つ目の理由は、単純に「自分に好意を向けられても、どんな態度を見せればいいのかわからないから」というもの。相手からの好意を知った瞬間に、変に意識してしまい戸惑う気持ち、理解できる女性も多いのでは?

(3)きっぱり断りにくいから

・「付き合えないが、きっぱり断りも入れられないとき」(31歳/医療・福祉/専門職)

・「振ってしまうのはかわいそうだから」(27歳/その他/その他)

ちょっとずるいような気もしますが、こんな意見もチラホラありました。告白される前に「ごめん避け」をしておけば、相手からの告白を防げますし、それを断る行為もしなくて済みそうです。とはいえ思いを寄せる女性としては、時間ばかりを無駄にしてしまう可能性も。

◎男性意見・まとめ

男性たちが「ごめん避け」をしてしまう理由から見えてくるのは、「暗に好意がないことを伝えたい」または「相手との関係を曖昧なままにしておきたい」という気持ち。どちらにせよ、女性はなるべく早く彼の言動を「ごめん避け」だと判断する必要がありそうです。

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