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夫婦で共通の趣味を持つメリット&おすすめの趣味3つ

すずね所長(三松真由美)

「夫婦の会話が減ってきた」「休日はそれぞれ別々に過ごすことが増えた」……など、夫婦で共通の趣味がない、夫婦で一緒に過ごす時間が少ない、と悩んでいませんか? 実は、夫婦で共通の趣味を持つことは、仲良し夫婦でいるためには欠かせないと夫婦コメンテーター・三松真由美さんはいいます。そこで今回は、夫婦で共通の趣味を持つメリットや、夫婦向けのおすすめの趣味について、三松さんの解説や既婚女性に実施したアンケートを元に紹介します。

夫婦

<目次>

夫婦共通の趣味がもたらす効果

はじめに、夫婦で共通の趣味を持つメリットについて見ていきましょう。三松先生に教えてもらいました。

ハート

(1)「恋愛感情」がなくなったときに、2人をつなぐものがあったほうがいい

結婚後、月日が経つと夫婦のライフスタイルは変わってゆきます。子どもが成長し、手が離れ、いずれ夫婦2人きりになる。子どもを育てることだけが2人をつなぐブリッジだった夫婦はそのときが辛く、熟年離婚を考える人も出てきます。

逆に子どもに手がかからなくなったとき、やっと2人きりで余裕を持って楽しく過ごせるようになった、と捉える夫婦は前者と何がちがうのでしょうか。明らかなのは共通の趣味があることです。2人で旅行を楽しむ、ゴルフをする、ジョギングをする、大型犬を飼う、畑を買って野菜を作る。変化球で言うと、カフェをはじめる、海外移住をするなど。2人きりになったときにのめり込む趣味があると、結婚生活後半も楽しく過ごせるのです。

(2)趣味を通して普段見られないパートナーを再発見

犬小屋作りをきっかけに大工仕事に目覚め、2人でホームセンターに通うのが楽しくなった。木を切るのは夫の仕事。ハチマキを巻いてノコギリを持つ夫が頼もしい。会社に通う姿しか知らない妻は「夫ってこんなもん」という人物認識をしていますが、趣味を通してまったくちがう姿を見ることができるのです。特にものづくりや農業、車、ロードバイクなど身体を動かす趣味は「男の役割」が強調されるので、忘れていた男らしさを垣間見ることができますよ。

一方、裁縫や料理などは女性の得意分野。夫に妻の魅力を再発見してもらいやすい趣味と言えるでしょう。

(3)共通の体験を重ねることで夫婦の絆がUP

会話が減っていた夫婦が毎朝ウォーキングをすることで、街の再発見ができて話題が増えたという話を聞いたことがあります。「カフェを見つけたから今度コーヒーを飲みに行こう」「ヨガ教室を見つけたから体験をしてみよう」など。健康のためにはじめたウォーキングが、夫婦愛の結束を強めたという事例です。2人で肩を並べ、外を歩くということは、食卓で向かい合うポジションとは異なります。ウォーキング中はくだらないことでも気軽に話せ、会話も行動も広がってゆくのです。

夫婦でスポーツ系の趣味を持つと、お互いの身体をいたわる心が芽生えます。また、生物を育てたり、ものを作ったりする趣味では、目標達成したときに充実感をシェアできるメリットがあるでしょう。

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