「炭水化物抜きダイエット」の危険性って?
ダイエット中の炭水化物の摂り方は?
エネルギーのもとになる炭水化物を完全に抜くのは、危険だということがわかりました。しかし、炭水化物を摂取しすぎて太ってしまうのも避けたいもの。ダイエット中は、どのように炭水化物と上手に付き合っていけばいいのでしょうか?
炭水化物を上手に摂るには?
主食を抜くと満足感が得られず、ストレスもたまり、リバウンドしやすくなります。そこで主食は、精製された白いごはんやパンではなく、玄米や全粒粉パン、ライ麦パンなどがおすすめ。玄米や麦の胚芽・皮に多く含まれるビタミンB群や食物繊維が代謝を促し、便秘を予防し、ダイエットにつながります。こんにゃくや雑穀を混ぜたごはんにしてもいいでしょう。また食べるときは、よく噛んで食べることで満腹感が得られ、少量におさえられます。
炭水化物を摂るときの注意点
炭水化物は、活動によってエネルギーを消費する朝~昼間に食べるようにしましょう。朝食・昼食では、適量(お米は茶わん1杯、薄切り食パン1枚など)を食べ、間食や飲み物での糖質(小麦粉、砂糖など)はなるべく控えるように心がけてください。
夕食は、寝る3時間前には食べ終わるようにしましょう。お米は茶わんの半分程度と、控えめに。お酒を飲むときは糖質が少ないものを選び、おつまみは炭水化物が多いものではなく、枝豆やチーズなどタンパク質性の食品がおすすめです。