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老け顔にバイバイ! 目の下のクマの原因と解消法

福永麻紀

クマの種類&原因

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クマが目の下にしかできない原因がわかったところで、クマにまつわる驚きの事実がもうひとつ。福永先生によると「クマ」には3つの種類があり、それぞれ解消法も異なるのだとか。そこで次に、クマの種類とそれぞれの原因について紹介します。

(1)茶グマ

茶グマができる原因は、大きく2つに分けることができます。1つめはアトピー性皮膚炎・かぶれ後におこる炎症後色素沈着によるもの。2つめはこすり刺激による色素沈着です。どちらも目のまわりの皮膚のうすい部分に刺激を与えることで起こります。そして、茶グマかどうかを判断するポイントは、クマの部分を指でひっぱったとき、クマも一緒に動くかどうか。「一緒に動けば」、色素沈着による茶グマです。

とはいえ日本人女性の多くは毎日メイクをしているので、日常的に目のまわりに「こすり刺激」を与えています。なので、茶グマはどんな人でもできやすいクマといえるでしょう。

(2)青クマ

青クマができてしまう原因は、ズバリ「血行不良」です。眼精疲労やリンパのつまりなどによる影響が大きく、まぶたの下全体が血管の色のような赤みがかったうすい青緑色になります。

青クマかどうかを判断する方法は、茶グマのときと同じですが、クマが「動かなければ」、青クマです。夜更かしをした次の日などは、疲労から青クマができやすく、肌が色白の人は青クマが目立ちやすいという特徴があります。

(3)黒クマ

黒クマは、加齢によるたるみ(形態的変化)が原因で起こります。目の下にある眼下脂肪を支える筋肉が加齢によって衰えると、眼下脂肪が突出してしまうのです。その突出した下に出てくる影が黒クマの正体です。このクマは、加齢による構造の変化によってできるため、3つの中で一番やっかいなクマですね。

黒クマかどうか、よくわからない場合は、鏡を正面に持って自分の顔を映した状態から、そのまま顔を上の方に上げてみてください。その時に影がなくなれば「黒クマ」です。

次ページ:目の下のクマ解消法

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