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老け顔にバイバイ! 目の下のクマの原因と解消法

福永麻紀

目の下のクマ解消法

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ここまで「クマ」の種類や原因について紹介してきました。ここからはいよいよクマの解消法について見ていきましょう。茶グマ、青クマ、黒クマ、それぞれのクマを解消する方法について教えてもらいました。

(1)茶グマの解消法

先ほど紹介しましたが、茶グマの正体は色素沈着です。色素沈着の原因が皮膚炎やかぶれなどの場合は、まずはそれらの治療からはじめましょう。皮膚炎などではなく、長年蓄積された色素沈着の場合は、こすり刺激や紫外線を避けて、美白剤を使うことで目立たなくさせることが期待できます。

そして、茶グマを作らないように皮膚の色素沈着を防ぐためには、日常生活の中で目のまわりに刺激を与えすぎていないかを確認することが第一です。たとえば、クレンジングや洗顔をする際に、目のまわりをこすりすぎてはいませんか? 実は、茶グマの原因はメイクをする中で当たり前にしていることだったりするのです。そのため、アイメイクを落とすときも、「こすらない」で「なでる」ようにしたり、アイクリームを塗るときも、「こすらない」で「抑える」ようにしましょう。何気ないちょっとしたことですが、「目のまわりをこすらない」という意識改革が必要です。

(2)青クマ解消法

青クマが起こる一番の原因は目の疲れです。そのため、自宅でフェイスマッサージやパックをして目のまわりの血行を良くし、疲れを癒やすことがオススメです。また、日常的なスマホ・パソコンの長時間使用も疲労の原因になります。スマホ・パソコンをまったく使わないようにすることは難しいので、まずは1日の使用時間を見直してみましょう。そして、できるだけ目を使う時間を少なくして、たまには目の休息日を作るのもいいかもしれませんね。

また、血行不良を起こすような食生活も避けた方がいいでしょう。これは、どのクマの解消法にも当てはまるのですが、できるだけカフェイン、アルコールの摂取は控えめにして、暴飲暴食もしないように気を付けましょう。

(3)黒クマ解消法

黒クマの正体は、加齢により突出してしまった眼下脂肪の下にできる影なので、メイクなどでは隠せません。コンシーラーやファンデーションなどで消そうとすればするほど目立ってしまうので、メイクでカバーするよりも、顔全体のハリを蘇らせるようなスキンケアや、むくみをとるためのフェイスマッサージ、表情筋を鍛えるためのエクササイズなどをオススメします。

また、皮膚のたるみを引き起こさないように、しっかりと肌の保湿をすることも大事。お肌の保湿と表情筋エクササイズで、顔全体のリフトアップを狙いましょう。 リフトアップすることで、目の下のたるみが改善されるとともに、黒クマの進行を防げます。

しかし、マッサージはやりすぎると茶クマが起こる原因にもなってしまうので、やりすぎないように注意が必要です。

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