ヨガってダイエットに効く!? プロが教える3つのポーズ
初心者でも取り組みやすい、ダイエットに効くヨガのポーズ3つ
取り組みやすくて続けやすい。ヨガがダイエットに効果的だということがよく分かりましたね。では、初心者でも取り組みやすく、ダイエット効果のあるものはどんなものなのでしょうか? 斉藤先生にすぐにできる3つのポーズを、オススメの時間帯や効能を交えながら詳しく教えていただきました。
1.立ち木のポーズ(ブルックシャ・アーサナ)
ポーズの解説
1.丹田を意識しながら両足で立つ
2.左足を折り曲げ右足のかかとに寄せ、もう一度丹田を意識する。このままでもいいし、できる方は左足を右足の腿のつけねに置いて互いの足を押し合わせる
3.もう一度丹田を意識し、胸の前で合掌し集中する
4.両手を合掌のまま手を空に向かって伸ばしていく(自分が大木になったようなイメージ、足は大地に根付き、頭上は空へ伸び、大地にどっしりと構えた感覚で♪)
する際の注意点
初心者は、バランスの崩れ方を力でなんとかしようとしてしまう。なるべく丹田で体を支えるイメージをし、バランスの揺れを楽しむ感覚で行う。
キープする時間
ヨガは自身の体の声を聴くことを大事にしているので、自分の体と相談するのが一番効果的。最初は10秒くらいから始めてもいい。
このポーズの効能
・むくみの改善
・太ももや足を引き締める
・老廃物を排出して、すっきりとした身体を作り上げていくことが出来る
・姿勢が安定する
・集中力アップ
オススメの時間帯
シャッキとしたい朝の時間帯にオススメ
オススメの環境
数秒もあればできるので手軽に出勤前の自宅でもできる。木が生えている公園などですると自然と一体化したような爽やかな気分になれる。
2.三角のポーズ(ウッティタ・トリコーナアーサナ)
ポーズの解説
1.両足を肩幅よりも広めに開く
2.左足を横に向けつま先と膝の向きを揃え、右足のつま先を斜め45度くらい内側に入れる。両手を肩の高さに上げ、左手に引っ張られるように体を持っていく(お尻の位置はそのまま)
3.そのまま左手を足の方へ、右手を空のほうへ伸びるようなイメージで体を行う
する際の注意点
前に倒れやすいので胸をひらくことを意識する。
キープする時間
自身の体と相談しながら、10秒~20秒くらい。腹筋やお尻、太ももの筋肉を使うので時間が多ければ、筋肉を鍛える効果につながる。
このポーズの効能
・お腹、お尻を引き締める
・足全体を引き締める
・便秘の改善
・ストレスを軽減する
オススメの時間帯
活動的に動きたい昼間の時間帯にオススメ
オススメの環境
ヨガマットが必要なく立つ場所があるなら、職場でも自宅でもどこでもOK♪ 公園などですれば、空を眺めながら爽やかな気持ちになれる。
3.ねじりのポーズ(アルダ・マツィエンドゥラ・アーサナ)
ポーズの解説
1. 長座(両足を真っ直ぐ伸ばす)になる
2. 左足を曲げ右足の外側に置き右手で左足を体の方に引き寄せる。このままでもいいし、右足をお尻側に曲げてもよい
3. 視線を後ろに持っていき、お腹をねじっていく
する際の注意点
背骨が斜めになりやすいので、丹田で支えるイメージをし、腹筋を使うことが大事
キープする時間
自身の体と相談しながら、1回10秒~20秒くらい
効能
・お腹の引き締め
・背中の引き締め
・ウエストの引き締め
・お尻の引き締め
・二日酔い改善
・内臓機能の調整/促進
・便秘の改善
・倦怠感改善
・副交感神経が優位になりリラックス効果がある
オススメの時間帯
副交感神経が優位になる寝る前の時間帯にオススメ
オススメの環境
座れる環境が必要。キャンドルやアロマを炊きながら、スタジオや自宅などでまったりとヨガをすると、よりリラックス効果が期待できる。