同棲中にストレスを感じる原因とは? イライラ・ストレスの解消法
(4)同棲を成功させるコツ
同棲にはさまざまなストレスがありましたが、ストレスを乗り越えて同棲を成功させるためにはどうすればいいのでしょうか。同棲が成功するカップルと、失敗するカップルの違いについて調査しました。
Q.同棲が成功するカップルの特徴は?
①言葉にする
・「何事にも言葉に出して表現することが大切だと思います」(32歳男性/団体・公益法人・官公庁/専門職)
・「とにかく感謝の気持ちを伝えるとか態度に表す」(29歳女性/学校・教育関連/専門職)
いいことも悪い事も言葉にすれば、お互いの気持ちがちゃんと伝わります。
②素を見せる
・「うそ偽りなく自分の姿を見てもらい、不信感をなくしていく」(34歳男性/通信/経営・コンサルタント系)
・「お互い自然な姿をさらけ出せる。言いたいことがはっきりと言える」(26歳女性/小売店/その他)
自分が心を開かなければ、相手も安心して心を開いてはくれません。
③思いやりを持つ
・「思いやり、相手の気持ちを考える」(25歳男性/医療・福祉/技術職)
・「お互いのことをちゃんと理解していて、思いやりがある」(34歳女性/食品・飲料/事務系専門職)
これは当然のこと。思いやりがない人とは一緒に暮らせません。
④干渉しすぎない
・「相手に干渉せずに尊重し合い、共働き」(38歳男性/情報・IT/販売職・サービス系)
・「干渉しすぎず、程よい距離を保つ事」(23歳女性/通信/営業職)
一緒に生活していると距離感というのは難しくなりますが、これも大事なことです。
⑤譲り合える
・「価値観が近いことと、お互いに譲り合ったり許し合えたりできること」(39歳男性/学校・教育関連/事務系専門職)
・「お互い歩み寄れる。お互い譲り合える」(23歳女性/その他/技術職)
譲り合う気持ちがないとケンカが絶えなくなります。歩み寄りの気持ちが大切です。
⑥依存しない
・「お互いに依存し合わないことが大切」(23歳女性/情報・IT/販売職・サービス系)
依存し合ってしまうと対等な立場を保つのは難しくなるでしょう。同棲が成功するカップルには、お互いが自立して干渉しすぎないという特徴があるようです。それでは同棲が失敗するカップルには、どんな特徴があるのでしょうか。
Q.同棲が失敗するカップルの特徴は?
①相手を思いやらない
・「お互いのことを思いやらない、自分のことだけを押し通そうとする」(39歳男性/医療・福祉/専門職)
・「思いやりがなく、行動も気持ちも離れている」(28歳女性/警備・メンテナンス/事務系専門職)
こうなっては同棲を続けるのは難しいですよね。一緒に生活しているという気持ちが欠けています。
②束縛する
・「互いに束縛してしまう関係性のカップル」(27歳男性/その他/営業職)
・「干渉しすぎ、互いを管理しようとしすぎ。『~するべき』の規則を次々増やして、どっちかが疲れてくるから」(37歳女性/食品・飲料/事務系専門職)
強い束縛は、相手のことが信用できないことにあるかもしれません。
③頑固
・「相手に歩み寄れず、頑固だとうまくいかないと思う」(35歳男性/マスコミ・広告/クリエイティブ職)
・「自分の価値観を相手に押しつけて、自分は妥協しない人はうまくいかない」(37歳女性/小売店/販売職・サービス系)
小さなことに固執するのはマイナスになることの方が多いでしょう。
④言いたいことを言わない
・「言い合えない。言いたいことも言えないような関係」(35歳男性/小売店/販売職・サービス系)
・「自分の気持ちを隠して、相手の言われるがまま。じゃないかなと思う」(28歳女性/運輸・倉庫/その他)
「自分さえ我慢すれば…」というのは、相手のためにもなっていませんし、いつか爆発してしまいます。
⑤生活リズムが違う
・「家事を手伝わなかったり、生活習慣が全く異なる人」(36歳男性/学校・教育関連/専門職)
・「起床時間がばらばらとか夜勤とかある仕事の人だと大変そう」(34歳女性/医療・福祉/事務系専門職)
これは歩み寄りができなければ、解決できませんね。
⑥相手への依存
・「お互いに依存しすぎている。片方に負担がかかりすぎている」(31歳女性/商社・卸/秘書・アシスタント職)
一緒に暮らすことの意味をもう一度、考え直す必要がありそうです。
※『マイナビウーマン』にて2016年3月にWebアンケート。有効回答件数417件(22歳~39歳男女)