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【専門家監修】優しくされると好きになるって本当? ~彼を振り向かせるコツ~

織田隼人(心理コーディネーター)

ファナティック

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今まで何とも思っていなかったのに、優しくされて気になってしまうことってありますよね。「優しくされると好きになる」とはよく言われますが、いったいどのような心理状況なのでしょうか。心理コーディネーターの織田隼人先生に取材しました。また、男性は女性のどんな優しさにグッと来るのか、男性の本音を調査しました。

(1)優しくされると好きになる心理

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人はなぜ優しくされると、その人のことが気になったり好きになってしまうのでしょうか。また、優しくされても好きにならない場合はあるのでしょうか? 優しくされると好きになる心理について織田先生に聞いてみました。

Q.人が優しくされると好きになるのはなぜですか?

優しくされると人は2つの意味で好意を抱きやすいです。1つ目は、人は好意を向けられたら好意で返そうとする性質を持っているということ。優しくするというのは(恋愛感情があるかどうかは別として)それなりに好意があるうえでの行動です。嫌いな相手や、近寄りたくない相手には、人はそうそう優しさを発揮しませんので、それなりに好意を感じています。そして、好意を向けられた側は、好意で返そうとして相手のことを好きになります。もう1つは、優しくされること自体が「うれしい」ことだからです。人はうれしいと感じると、相手が自分のことを前向きにしてくれたり明るくしてくれる人だと認識し、好意を抱くのです。

Q.人が優しくされても好きにならない場合があるのはなぜですか?

優しくされても好きにならないケースは3つあります。1つ目は、そもそも恋愛対象でなかった場合です。例えば見た目が好みでないとか、好きになる対象外の年齢であったりとか、さまざまな理由で恋愛対象外だと最初から認識しているケース。これは「ふーん」で終わってしまいます。

2つ目は下心が見えている場合です。下心を向けられることで好きになるケースもありますが、逆に「純粋な意味での優しさ」を感じられなくて好きにならないというケースも多いです。既婚男性がモテるのは、そもそも結婚相手がいるので困っている女性を見たときに下心無しで優しさを発揮できるからです。下心のない優しさと下心のある優しさでは、やっぱり下心のない優しさの方が相手の心に響きます。

3つ目は女性にとってうれしくない優しさの場合です。例えばカフェイン断ちしている女性にコーヒーを差し出すとか、そういった「相手のことを思いやっているようで実は相手のためになっていない」優しさはやっぱり響きません。そもそも、相手が欲している優しさではないからです。

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