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夫婦喧嘩でのNG行動は? 離婚を防いで仲直りするコツ

中村はるみ

夫婦円満に過ごす秘訣

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夫婦円満に仲よく過ごすためには、どんな工夫が必要になるのでしょうか。決めておきたい夫婦喧嘩のルールや喧嘩をしない夫婦の特徴などについて、中村さんに教えていただきました。

決めておきたい夫婦喧嘩のルール

中村:夫婦喧嘩中のNG行動を参考にして、2人のルールを決めてください。その際、忘れずに関係修復の合図を決めておくとよいでしょう。これは自分たちだけのマイルールなので、決まりはありません。途中でルール変更をしても大丈夫です。まずは夫の話を聞いて、行動を観察し、ルール作りの材料集めからスタートしてみてはいかがでしょうか。

喧嘩しない夫婦の特徴

中村:まったく喧嘩をしないことが、いいことではありません。しかし、喧嘩を回避してうまくやっていっている夫婦には、以下のような特徴があります。

(1)夫婦で感覚が異なるのは当然だと思っている
(2)相手に勝とうと思わない
(3)自分の気持ちは伝えるが、相手への尊敬を忘れない
(4)自分が悪いと思ったら「ごめんなさい」と謝る
(5)お互い「まっ、いいか」と思える関係である
(6)人生を有意義に使いたいと思っている
(7)共通の話題がある

「よい夫婦喧嘩」と「悪い夫婦喧嘩」の違い

中村:喧嘩がコミュニケーションになっているのが「よい夫婦喧嘩」の特徴です。一方単なる攻撃や侮辱の場合は「悪い夫婦喧嘩」だと言えるでしょう。また、極端に喧嘩を避けることはコミュニケーションの拒否とも受け取ることができ、気づかないうちに夫婦の溝が深まってしまう可能性もあります。

自分は「相手のことを好き」だと自覚していると、喧嘩をしても収まるところに収まります。お互いの許容範囲を知って、最後はお互いを立てる夫婦喧嘩は、上手なコミュニケーションだと言えるでしょう。

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