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怖い不倫の代償10選。不倫研究家が教える世にも恐ろしい実例

穂高あんず(不倫研究家・恋愛実務家)

実はあなたの知らないところで、不倫をしている人はとてもたくさんいます。

結婚願望がないからと、あえて大人の余裕がある既婚者とお付き合いをしている人や、不倫がしたかったわけではないけど、結果不倫に足を踏み入れてしまった人など、そのバリエーションはさまざま。

もしもあなたが今、不倫に足を踏み入れそうになっているのであれば、あるいは不倫もちょっといいかもなんて考えているのであれば、これからお話する「実際にあった不倫の代償」を踏まえたうえで、もう一度考えてみてください。

私がこれまでに見てきた不倫経験者の末路を見る限り、不倫の結末にハッピーエンドが待ち構えていることはほとんどないと断言できます。まずはその恐ろしい「不倫の代償」を知り、不倫という名の底なし沼には決して落ちないように強い意志を持ちましょう!

血も凍る!! 怖い不倫の代償

「不倫の代償」といっても、バレなければいいんでしょう?

……そう思うかもしれません。

しかし、不倫を完璧に隠し通すことは、ほぼ無理だと言っていいでしょう。同じ職場なら、同僚たちはかなりの確率で気づいています。また、既婚男性は家でボロを出しやすく、妻にバレてしまい、そこから発覚することがかなり多いのが実情です。

そしてバレたら最後、血も凍るような恐ろしい不倫の代償が待っています……。

【レベル1】不倫相手の妻からFacebookの友だち申請がくる

経緯

不倫相手は職場の先輩。バレないように、慎重に、普段のやりとりはFacebookのMessengerで行っていました。しかしそのやり取りは、すべて家のパソコンから筒抜けだったようで……。不倫相手の妻から「友だち申請」が届き、つい挑発に乗るような気持ちで「承認」してしまいました。すると、土日のたびに「今日は主人とデート(ハート)」という不倫相手がタグづけされたラブラブ風な投稿がタイムラインで流れてくるように……。

代償

不倫相手からは「奥さんとは友だちみたいな感じ」と聞かされていたのに、毎週のようにラブラブな2ショットの投稿を見せつけられ、精神的に不安定になると同時に、彼への気持ちは冷める一方。ある意味不倫相手の妻の作戦勝ちかもしれません……。

【レベル2】不倫相手の妻から「この、泥棒猫!」と罵られる

経緯

同僚の彼とは、こっそり不倫をしていました。しかし彼の妻は私も知っている共通の知人で、しかも美人。不倫相手の話では「妻とは結婚する気がなかったけど、子どもができたから仕方なく籍を入れた」とのことで、もう奥さんへの気持ちはないから、子どもが生まれたらすぐに離婚する予定だという言葉を信じていました。

しかし、ある日不倫相手の携帯を盗み見た奥さんが私たちの関係に気づいてしまい、私は毎日のように妊娠している彼女から「この泥棒猫!」と電話で罵られるようになりました。今どき「泥棒猫」なんて言葉使うんだな、と驚きましたが、妊娠している彼女自身もおかしくなるくらい精神的に辛かったのでしょうか……。

代償

そんな奥さんを見た不倫相手の気持ちは冷めていく一方でしたが、それでも「子どもが生まれたら妻とは離婚して、君と一緒になる」という言葉は次第にあやふやになっていき、「子どもが1歳になったら」「2歳になったら」と言葉を濁すように。結局先の見えない不安と、毎日のように「泥棒猫」呼ばわりされることに耐えきれなくなり、私から別れを告げることに。

【レベル3】ずっと相談に乗ってくれていた友人に愛想を尽かされた

経緯

学生時代からの親友とは、片思いの相手の話や初めて彼氏ができたときの話など、なんでも話してきた仲。しかし最近は、私が既婚者の上司を好きになってしまったこともあり、ずっと不倫相談をしていました。一方で親友は昨年結婚し、現在は妊活中。最初は「妻の立場としては、すごく嫌だよ」「それでも上司さんが奥さんとは別れるって言ってくれているなら、信じてみたら?」など、親身に相談に乗ってくれていました。しかし、ある日突然「もうこれ以上は相談しないで」と突き放されてしまいました。

代償

親友は、あまりにも未来のない不倫にのめり込む私への苛立ちと、結婚している妻の立場として「不倫相手」の私に感情移入できないもどかしさから、私と話すことがしんどいと感じるようになってしまったようでした。せっかくなんでも話せる唯一の親友だったのに、今はLINEをブロックされてしまいました。

【レベル3】社内で「不倫するようなやつは信用できない」と仕事を干される

経緯

不倫相手は会社の上司。こっそり隠れて、不倫をしているつもりでした。しかし、ちょっとした目配せや帰宅時間が不自然に同じだったことが多いことに気づいた同僚たちの間で、「あいつらは不倫している」という噂が広がるようになりました。

代償

部長職についていた彼にはなんのお咎めもなしだったにもかかわらず、一般社員の私だけが次第に、「不倫するようなやつは信用できない」と仕事を干されるように。もちろん不倫現場を目撃されたわけではないので「噂レベル」だったはずなのに、その話が広がるにつれ私は会社に居づらくなり、仕事を辞めることになってしまいました。

【レベル4】不倫相手と一緒にいるたびに妻が「今から飛び降りる」と電話してくる

経緯

不倫相手とは会社の同期。仕事のことやお互いのプライベートなことなど、なんでも話せる仲でしたが、ある日を境に不倫関係となってしまい、ずるずると付き合いが続いていました。しかし、どこかのタイミングで不倫相手の妻が彼のスマートフォンにGPSを仕掛けたようで、彼とホテルにいるたびに妻が彼に「今から飛び降りる!」と非常階段を上る音が聞こえるように靴のかかとを響かせながら電話してくるようになりました。

代償

ホテルに行くたびに電話が鳴るので、一緒にいるどころではなくなりました。そして彼も「今度こそ本当に飛び降りるかもしれない」と電話を無視することができませんでした。そのため、結局彼とは破局。私は今でも非常階段を上る音を聞くたび、また、ホテルを見るたびに吐き気がします。

【レベル4】妊娠中の奥さんに訴訟を起こされそうになる

経緯

不倫相手の奥さんは妊娠中。妊娠中だけの都合のいい相手としか見られていないのはわかっていたけど、それでも私は彼のことが好きだったので、誘われるたびに関係を持っていました。すると彼の行動を怪しいと思った奥さんから、私のもとに急に連絡が!

代償

「あなたはうちの主人を誘惑しましたよね。訴訟を起こします」と言われてしまったんです。そういう知識もないし、弁護士を雇うお金もないし、どうしていいかわからずにパニック状態。とりあえず「もうご主人とは会いません」と奥さんには連絡をしました。すると、どうやら本気で訴訟を起こすつもりはなかったようで、何も起きなかったのですが……今でもすごくトラウマです。

【レベル5】地方の閑職へ飛ばされる

経緯

ある日、既婚者の部長とのメールを誤送信してしまい、部長との不倫が部内にバレてしまいました。すると即座に人事に誰かが「通報」したらしく、次の日には私だけ異動となってしまいました。

代償

普通の会社ではありえないような、急すぎる異動でした。それまでは東京勤務だったのに、急に地方支社の、しかも倉庫で商品を管理する閑職。しかし転職できる年齢でもなく、スキルもなかったので、受け入れざるを得ませんでした……。

【レベル5】弁護士から連絡が……払った慰謝料は100万円

経緯

不倫相手とは新入社員のときに教育係をしてもらって以来、3年以上こっそり不倫をしていました。ずっとバレていないと思っていたけれど、ある日彼がお風呂に入っている間に私が送ったLINEの通知で奥さんが不倫に気づいてしまったみたいで……。彼は即座に離婚を言い渡され、私にも弁護士から「慰謝料の請求」が来ました。

代償

なんとその金額は「100万円」。不倫の相場は期間や関係性にもよるけれど、私の場合は3年という長い年月だったことから、このような大金になってしまったようです。新入社員時代から一生懸命貯めた貯金が全額慰謝料に消えてしまいました。

【レベル5】不倫相手と別れた後にできた恋人に不倫の過去を暴露され破局

経緯

友人の夫と不倫をしていた時期がありました。半年くらいなので、友人に不倫関係がバレても、彼が必死で土下座をして離婚は免れたようです。私にも慰謝料の請求はありませんでした。しかし、実は友人はどうしても私が相手だったのが許せなかったようで、数年かけて復讐をしてきました。

代償

その後不倫相手の彼と別れ、もう不倫はこりごりだと普通の独身の男性と恋愛をしていました。こそこそしなくてもいいし、気兼ねもしなくていい。結婚もしたいなと考えるようになりました。しかし、独身の男性と付き合いはじめて半年たったころ、彼宛てに差出人不明の手紙が届き、中には過去の友人の夫との不倫について詳細に書きつづられていました……。手紙を見た彼に問い詰められ、とっさに嘘をつくこともできず、結局彼とも破局することになってしまいました。

【レベル6】実家や職場に不倫相手の奥さんから手紙が……風評被害が一番キツイ


経緯

職場不倫の相手の奥さんが実はかなりヤバい人だと知ったのは、彼と付き合ってしばらくしてから。最初は職場のファックスや、会社の「問い合わせメール」で「○○部のうちの夫と××さんは不倫しています!」という内容が送られてきました。最初はイタズラかと思って誰も相手にしていなかったのですが、次第に奥さんの行動がエスカレートしていき……。

代償

最終的には、社長をはじめ全社員、さらには実家の両親や地元にまで「うちの夫と××さんが不倫している」という内容が送られるようになりました。社内だけでなく、地元の知り合い、そして何より両親に知られてしまったのが一番精神的にキツイものでした。両親もどうしていいのかわからずに、怒ったり泣いたり苦しんだり。兄や妹も巻き込んで家族はバラバラになってしまいました。家族を傷つけてまで一緒にいる価値のある相手だったとは今ではまったく思えないのに、どうして不倫なんかに足を踏み入れてしまったのだろう、と本当に後悔しています。

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