結婚前に夫の年収を把握していた妻は約8割!! どうやって知った?
結婚を意識し始めたころから、気になってくるのはパートナーの年収。結婚式や新婚旅行、新居の準備などにお金が掛かりますが、お互いにどうのように分担するかの話し合いをしなければいけませんね。とはいえ、お金の話はしづらいし、ましてはっきり年収を聞けるかというと、ちょっと難しそうです。実際に結婚している先輩たちは、結婚前から彼の年収を把握していたのでしょうか? 既婚女性にアンケートで聞いてみました。
Q. 結婚前にパートナーの年収額を把握していましたか? 自分に近いと思うものをお選びください。
・ばっちり把握していた……18.4%
・だいたい把握していた……37.7%
・ちょっとだけ把握していた……22.2%
・把握していなかった……21.7%
だいたい把握していた人が約38%でもっとも多い結果でした。少しでも把握していた人を合わせると約8割がパートナーの年収を知っていたことになります。理由やエピソードを聞いてみました。
把握していなかった女性たちの声
●聞けなかった
・「聞けなかった。なんとなく。でも仕事好きだと言ってたから大丈夫と思った」(28歳/その他/その他)
・「仕事を変えたばかりだったので、聞くに聞けなかった」(32歳/その他/その他)
・「お金のことは話しづらいから、聞いたことはなかった」(31歳/その他/その他)
これから一緒に生活すると分かっても、お金の話は聞きづらいという声です。気になるから聞きたいけれど、話を切り出しにくいというところでしょうか。お金目当てで結婚するわけではないのに、なぜか聞きづらいですね。
●教えてくれなかった
・「教えてもらえなかった。干渉していなかったから」(33歳/アパレル・繊維/事務系専門職)
・「結婚するまで一切聞けなかった。教えてくれなかった」(34歳/電力・ガス・石油/事務系専門職)
思い切って聞いてみたけれど、教えてくれなかったという声もありました。彼が教えられない理由が気になるところです。借金があったりしたら大変です。正直に事前に話してほしいですね。
●彼のお金を当てにしていない
・「把握しなくてもじぶんでしっかりためていた」(33歳/その他/その他)
・「興味がないからです。お金の為だけに結婚したわけではないからです」(29歳 /情報・IT/事務系専門職)
・「お互い別々にしているから、管理はしてない」(33歳/その他/その他)
自分の貯金があるので、パートナー収入はあてにしないというしっかり者の声です。家庭の財布を預かってもきちんと管理できそうですね。また、同じ会社だったり、有名な企業に勤務しているのでだいたいは想像がつくという声もありました。自分も収入があるから大丈夫ということでしょうが、知っておいてもいいのでは?
把握していた女性たちの声
●ばっちり把握
・「結婚する前に教えてもらっていた。自分が仕事を続けて家庭に入るか入らないかを話あわなきゃいけなかったから」(34歳/その他/その他)
・「常に給料は報告してくれていたので」(27歳/食品・飲料/販売職・サービス系)
・「結婚するにあたりどれくらい経済力あるか知りたかったから」(30歳/その他/ 販売職・サービス系)
勇気を出してはっきりと聞いた女性たちの声です。結婚後に仕事を続けるかどうかを判断しなければいけないからというように、聞きたい理由を明確に彼に伝えれば、嫌がる人もいるかもしれませんが、教えてくれるのではないでしょうか。
●だいたい把握
・「お互い教えあった時に、何ヶ月分かの明細を見た」(27歳/アパレル・繊維/販売職・サービス系)
・「結婚となった時、ざっくりときいた」(32歳/その他 /その他)
・「給料明細をみたことがあるので」(35歳/学校・教育関連/販売職・サービス系)
給料明細を見せてもらえれば、だいたいの年収がわかるので、普段の彼の生活ぶりから貯金額も予想できそうです。口ではっきり給与明細見せてとは、言いづらいので、自分の給与明細を見せると相手も見せてくれるのでは。
●ちょっとだけ把握
・「彼が仕事の話をしたときに大まかに聞いたことがある」(35歳/その他/その他)
・「手取額を大体聞いていたから、それを計算した」(27歳/その他/その他)
・「相手が隠していなかったが、こちらも敢えて聞く事が無かった」(31歳/金融・証券/事務系専門職)
面と向かってお金の話はしづらいですが、今後も一緒に生活していく上で必要なお金の話を、具体的に少しずつしていくのもいいかもしれません。結婚式にいくら掛かる、新居にいくら掛かるというように、話していけば聞きやすいし、彼も話しやすいと思います。
まとめ
結婚式や新生活に掛かるお金は一時的なものですが、その後も一緒に生活していくためには、やはりきちんとお金の管理をしていきたいものです。それには、1円単位まで正確ではなくても、およその年収は把握しておきべきではないでしょうか。会社から給料をもらっているなら、明細や源泉徴収票を見せてもらうといいのでは。いきなりお金の話をするよりも、貯金や保険の計画を立てたいから見せてほしいといったほうが言いやすいし、一緒にお金について話し合うきっかけになりそうです。
(フォルサ/岩崎弘美)
※画像はイメージです
※『マイナビウーマン』にて2016年8月にWebアンケート。有効回答数207件(25歳~35歳の働く女性)
※この記事は2016年08月28日に公開されたものです