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専門家 妊娠・出産

【栄養学講座】第7回:別名“セックス・ミネラル”! 亜鉛と妊娠力の深い関係とは?

細川モモ

結婚の予定はないけれど年齢的に出産のリミットも近づいてきている。この先、結婚して子どもがほしいと思ったときに「産めるカラダ」でいるために、今からできることはやっておきたい。そんな働くアラサー女性に向けて、予防医療コンサルタントの細川モモさんによる、産めるカラダを維持するために今から知っておきたい栄養学を全10回でお届けします!

亜鉛が“セックス・ミネラル”と呼ばれる理由とは?

亜鉛が妊娠に欠かせない理由は酸化だけでなく、妊娠率を低下させる《血糖値の異常》にも関係しています。前回の炭水化物の記事で、不妊症の三大原因のひとつである“排卵障害”は、食後に高まった血糖値を下げるために分泌されるインスリンが効かなくなる「インスリン抵抗性」という血糖値異常と関連していることを説明しました。3〜4カ月の平均血糖値を示す指標であるヘモグロビンA1cが高めの女性は正常値より低い女性に比べ、妊娠する確率が半分だったことがデンマークの研究によって明らかになっていますが、実は亜鉛はインスリンの材料なのです(※3)。

それだけではありません。亜鉛はインスリンの節約にも一役買っています。インスリンが必要以上に分解されることを抑制し、血糖値が必要以上に上がってしまうことを防いでくれます。亜鉛が不足してしまうと男性の精子のコンディションが低下するだけでなく、女性も血糖値異常によって妊娠の成功率が低下してしまい、さらに受精卵の育成を促すことも困難になりますゆえに“セックス・ミネラル”と呼ばれるのです。

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