
【LINE教室4】気になるカレと……「友だち以上の関係になりたい!」ときに送るLINE
パターン2:同期の一線を越えられない(32歳・もうもうぱらだいすさん)
エピソード
その心は……「2人で、が特別感!」
送る相手:同期の男性
友だち止まりの理由:同僚の一線が越えられない。特に進展のない、友だちのような感覚。
アプローチしようと思ったきっかけ:話していてラクで楽しいから。
先生からのコメント
まずは前回の連載を見ていただきたいですが(笑)、もうもうぱらだいすさんが「2人で」の特別感に踏み込んでるのはよいと思います!
ただ、後半の照れ隠しはいらないっすよ。いつもの「ただの同僚」「友だちみたいな」という感覚は彼も持っているはずだから、それを払拭させる予感を相手にも抱かせよう。
「いつもは話せないことを喋りたい」「ジャマされずに2人で楽しいことがしたい」そういうメッセージ性を持った内容を、相手に送ってみるべき部分です。「2人で」に特別な意味をもたせよう。
同期ということは彼も同年代ですよね? 「ラクで楽しい」ことの価値はどんどん大きくなってくる年齢です。見込みはあると思いますから、オラオラ攻め込んでみてください(笑)。
パターン3:本当は異性として意識してほしい(31歳・マイコさん)
エピソード
その心は……「勇気を出して言ってみた」
送る相手:大学時代の友人の結婚式で再会したサークル仲間。
友だち止まりの理由:お互いにまだ未婚ということもあり、意気投合。最近の飲み仲間。学生時代に戻ったみたいで楽しい。
アプローチのきっかけ:楽しいけど、本当は異性として意識してもらいたい。でもつい自虐ネタみたいなことしかいえないけど、勇気を出して「さみしい」と言ってみた!
先生からのコメント
えーっと、50点です。「やっぱり彼氏ほしい」「さみしい」はすっごくよいと思うんですよ。本音の吐露は胸を打ちます。
確かに「異性として意識してもらう」につながるLINEですが、他の部分がもったいないと思います。相手から見ると「反応を試してるのか?」「かまってちゃんか?」と感じるし、人によっては「メンドクセェな」になりえます。
つまり「婚活しようと思ってる」も「どうしたら?」もマイコさんはまわりくどいんです。こういうのは「俺にどうしてほしいの?」と思わせる余地なく、「だったら俺が彼氏になっちゃうよ!」と誘導するくらいの強さでちょうどいいんすよ。
恋愛で、相手に察して動いてほしいと思う気持ちは痛いほど分かります。ですが、まだその段階ではないんですよ。関係が確定していない段階では、前に進めたい側が積極的に動いて、相手を誘導していく必要があるんです。この点は覚えておいてほしい部分です。
今週のワンポイントレッスン
最後にマイコさんに書いた内容は「友だち止まりの男性」との関係を進めたい人は、全員意識するべきだと思っています。
カジュアルに誘いたい、いまさら照れる、友人関係まで壊したくない……さまざまな理由で「まわりくどい伝え方」を相手にしてしまう人は多いです。でも、そんな言い方だと、向こうは向こうで「俺の勇み足だったらどうしよう」ってストッパーがかかっちゃうんですよ。
相手にグイグイ動いてもらうためには「あからさま」くらいがちょうどよい。それができたら苦労しないと思うかもしれないけど、たとえうまく恋人関係になれたとしても、彼を失うリスクはありますよ。彼氏彼女になってからずっと付き合い続けられる人たちがどれだけいるでしょうか?
過去の恋愛を振り返ってどうだったでしょうか?
つまりは「付き合ったあと」も失うリスクはあるんですから、友人として失うリスクなんざ恐れてちゃいけません! なんか自分でも詐欺師のような言い分になってきたと思ってますけど(笑)。
まぁ友人、男女関係を問わず、永遠に続く人間関係というのはありえません。だからこそ大事なのは、「その人とどういう関係を結びたいのか?」ということ。そして、そのために「自分にできる最善の行動は何か?」ということを認識することです。
今回のご質問者のみなさまはその第一歩を踏み出しています。あとは「相手の足を(あなたとの恋愛関係に)踏み出させやすくする」仕掛けをドンドン打ってみてください! 道中を楽しんでね!
次回のレッスンは4月27日(水)開講です。お楽しみに!
※この記事は2016年04月20日に公開されたものです