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母親が気に入るような相手と結婚したいと思う? ~婚活こじらせ女子の実態vol.4~

ヨダヒロコ/六識

「次に付き合う相手とは結婚したい!」と思って婚活にはげむものの、なぜかうまくいかない……なんて悩んでいる女性は多いのでは? では、その原因ってどこにあるのでしょうか。今回は、婚活中の女性に5つの質問を実施し、婚活がうまくいかない原因を探ってみました! 第4回目は「母親との関係性」について。そこにある深層心理とは!?

Q.あなたは、母親が気に入るような相手と結婚したいと思いますか?

7割以上が「母親が気に入る相手と結婚したい」とのこと。せっかく結婚するなら家族に祝福されたいと思うのは、娘の素直な気持ちですよね。では具体的な理由を見ていきましょう。


【思う】

・「母親に気に入られることが第一条件ではないが、家族とは仲よくなってほしいし、相手の親とも仲よくしたいから」(31歳/商社・卸)
・「家族が自分よりも大切な人なので、娘の結婚相手に対して自分なりの理想があるようです」(33歳/ホテル・旅行・アミューズメント)
・「私は見る目がないと言われているので」(34歳/建設・土木)
・「一番感謝すべき存在の母には反対されたくない。自分のことをずっと見てきた人だから、どんな人がいいかわかっていると思うから」(27歳/金融・証券)

やはり「家族に祝福されたい」という声が多い印象でした。一方で、「母親の言うことは絶対!」と信じて疑わない人も一定数いるようです。

【思わない】

・「反対されるような相手と結婚したいとは思わないけど、母を基準に相手を決めようと思わない」(30歳/学校・教育関連)
・「母親が気に入るような男は、多分一緒にいてもつまらないから」(34歳/団体・公益法人・官公庁)

「結婚するのは自分自身だから母親は関係ない」という意見が多数。「できれば気に入ってもらいたい」という人もいましたが、「母親のようにはなりたくない」という厳しい声も。

母親から言われて今でも守っている・信じている「結婚」や「結婚相手」に関する条件って?

【飲む・打つ・買うはNG】

・「お酒をたくさん飲む人や暴力を振るう人とは付き合わない」(28歳/機械・精密機器)
・「ギャンブル・借金をしない男性は絶対。母はこれで失敗した経験があるから」(26歳/商社・卸)
・「借金がなく、暴力を振るわず、酒やギャンブルに溺れず、浮気症でないこと。父親がそういう人だったから」(34歳/その他)

ギャンブルや浮気、酒乱などは、母親自身が苦労した経験があるようですね。娘には同じ轍を踏ませたくないという親心が感じられます。

【お金の切れ目は縁の切れ目】

・「ある程度稼ぎがあって、しっかり仕事している人と結婚しなさい」(28歳/機械・精密機器)
・「貧乏人とは結婚するなと言われている。うちがそれで苦労しているから」(28歳/商社・卸)
・「家柄がよく、実家がある程度お金がある人。お金に困らず生活してきた人はそれを維持するためにがんばるし、おおらかな人が多いとのこと。いざとなったときにお金をくれる実家があると助かるから、実家がどのレベルかを把握するように言われる」(27歳/商社・卸)

「お金持ち」というよりは、「安定した仕事についている人」を条件にする母親が多い印象でした。彼の実家の経済力までを気にするのは、ちょっとやりすぎ? と思わないでもないですが……。

【相手の家庭環境を重視】

・「大学卒業。自分も家族全員がそうなので」(32歳/その他)
・「次男。もしくはほかに男兄弟がいること。相手の家に入らなくてもいいことが条件」(27歳/団体・公益法人・官公庁)
・「歯並びや箸の持ち方がきれいな人はきちんとした教育を受けているというのは条件のひとつにしています」(26歳/警備・メンテナンス)

「高学歴」や「長男はNG」という条件もちらほら……。それ以外の部分がどんなに魅力的でも、条件に当てはまらないと結婚を認めてもらえないということでしょうか?

まとめ

母親は、本当に娘の幸せを願っているからこそ、結婚相手に多少の口出しをしたい生き物。とはいえ、「娘が選んだ人なら……」とちゃんと認めてくれる人がほとんど。しかし中には「ちょっと娘に過干渉なのでは?」と思ってしまう母親も。それを全面的に受け入れてしまうと、どんどん結婚から遠ざかってしまう可能性も。

そんな自覚がある人は、少しだけ考え方を変えてみてはいかがでしょう? 「見る目のあるお母さんが育てたのだから、私にも見る目があるはず」と思えば、母親の意見ばかりにとらわれず、前向きに婚活に取り組めそう。自分自身の力で「いいな!」と思える人と出会いたいですね!

※第5回は、「婚活をこじらせている要因について」です。

(ヨダヒロコ/六識)

※画像はイメージです。

※マイナビウーマン調べ
調査日時:2016年3月7日~2016年3月15日
調査人数:382人(22歳~34歳の未婚女性)

※この記事は2016年04月16日に公開されたものです

ヨダヒロコ/六識

女性向けライフスタイル情報誌&Webサイトの編集者を経て、 2013年に制作プロダクション「六識」をスタート。「働く女性が笑顔でいられる生き方を応援したい」という想いで、グルメや美容、マネー、恋愛・結婚をテーマにした記事の構成~執筆を行う。2児の母として、時短グッズの情報収集に余念がない。仕事・家事・育児に追われる日々の中、月に一度のネイルが癒しに。

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