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結婚後に会社で使いたいと思うのは、旧姓? それとも新姓? 

最近「夫婦別姓」制度の導入についての話題をニュースなどでよく耳にしますよね。日本まだ法的には認められていませんが、職場では旧姓のまま働いている、という人も少なくないでしょう。結婚後にも会社では「旧姓」で通したいと思うか、働く女性に聞いてみました。

Q.あなたが結婚後、会社で使いたいのは?
旧姓……44%
新姓……27%
わからない…19%
どちらでもいい……10%

慣れ親しんだ「旧姓」で

・「旧姓のまま。今の名字が好きなので」(31歳/その他/クリエイティブ職)

・「旧姓でいきたい。馴染みもあるし、その姓でやってきた自負もあるから」(28歳/ソフトウェア/技術職)

・「旧姓のままがいいなと思っています。仕事とプライベートを切り離したいので」(30歳/団体・公益法人・官公庁/技術職)

慣れ親しんだ「旧姓」のままで働きたいという人は多く見られました。周囲の人にとっても馴染みのある旧姓のほうが呼びやすいし親しみがある、という考えのようです。

手続きの都合で「旧姓」で

・「旧姓のままです。変えるとなれば、社員証もメールアドレスも名刺も判子も変えなきゃだし、取引先やいろんな人にも言わなきゃならないので、お互い大変だから変えません」(31歳/建設・土木/事務系専門職)

・「思う。資料なども全部変えないといけないし、離婚したときに気まずいから」(29歳/ソフトウェア/技術職)

・「旧姓のままで通したい。名前が変わるといろいろややこしくなるし、呼びにくくなるし、私情を職場に持ち込むのはよくないことだから」(32歳/ホテル・旅行・アミューズメント/販売職・サービス系)

「新姓」になると新しくハンコを用意するだけでなく、登録変更をしなくてはならなかったりと、いろいろ手続きが大変ですよね。取引先とのやり取りなどがある場合は、尚更です。そのため「旧姓」のままで通したいと思う人も多いよう。

結婚した証しの「新姓」を

・「いいえ。ちゃんと結婚したという実感も証明も含めて」(24歳/自動車関連/事務系専門職)

・「新姓のほうが結婚した感じがしてよい」(33歳/情報・IT/技術職)

・「結婚したら会社でも変えたい。結婚した実感がわくから」(32歳/情報・IT/秘書・アシスタント職)

「新姓」を名乗ったほうが自分が結婚したという実感がわくので「新姓」を名乗りたいという人も少なくないよう。確かにそのほうが、まわりにも「結婚したんだな」と意識してもらえるかもしれません。

ケジメとして「新姓」を

・「新しい名字へ変更。しっかり世帯が増えた認識を、自分でも持っておきたいから」(28歳/印刷・紙パルプ/クリエイティブ職)

・「旧姓のままだと、新姓にしてからだいぶ経ったときに違和感がありそうだから、思い切って結婚したときに変えてしまう」(34歳/金属・鉄鋼・化学/事務系専門職)

・「結婚したら苗字を変えたい。その場その場で使いわけるのが面倒だし、間違えそう」(25歳/食品・飲料/専門職)

結婚して新しい家族ができたんだと認識し、ケジメをつけるためにも「新姓」を名乗りたいという人も。また、使いわけすることで、いつまでも「旧姓」で呼ばれ続けると違和感がありそうという意見もありました。

こだわらない

・「どちらでも構いません。こだわりがないので」(23歳/小売店/事務系専門職)

・「どちらでも構わない。支障はないから」(23歳/団体・公益法人・官公庁/専門職)
・「気にしないのでどっちでもいい」(31歳/建設・土木/事務系専門職)

旧姓でも新姓でも支障はないし、そこまで気にしないから、どちらでもいいという意見もありました。なかには「そのときに考える」という人も。

まとめ

結婚後、どちらの姓を名乗るかについて、さまざまな意見が寄せられました。慣れ親しんだ「旧姓」にも愛着はあるでしょうし、「新姓」を名乗り結婚を実感したいという気持ちもあることでしょう。手続きが大変、という気持ちもわかりますが、それよりも自分がどうしたいかを優先させるほうがいいのかもしれません。あなたは結婚したら職場では「旧姓」と「新姓」どちらを名乗りたいですか?

(ファナティック)

※画像はイメージです

※マイナビウーマン調べ
調査日時:2016年2月19日~2月25日
調査人数:200人(22歳~34歳の女性)

※この記事は2016年03月24日に公開されたものです

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