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【カラダのお悩み】“緊張”が原因の場合も! 「止まらないあくび」の対処法4つ

丹羽 祐佳/ナナネール!

菅原 道仁

身体の不調は老化への第一歩! 専門家監修のもと、不調のメカニズムを解明し、健康的なキレイ女子になるための解決方法をお届けします♪

いつもの会議中やデスクワークの最中、だんだん頭がぼんやりしてきて出てしまうあくび。ダメだとわかっているのに止まらないのはもしかして病気? あくびがでる理由と対処方法について、菅原脳神経外科クリニックの菅原道仁先生に教えていただきました。

◆今回のお悩み


あくびが止まらない。あくびは、脳の不調のあらわれなのでしょうか?(29歳/自動車関連/事務系専門職)

◆「あくび」のメカニズムって?

実は、「なぜあくびがでるのか」という原因は医学的にはよくわかっていません。ただ、脳の働きのONとOFFが切り替わるときに起きるということは確認されています。

多いのは脳が覚醒状態からリラックスするとき、眠くなったときや退屈な気分のときのあくびです。けれど、本当に寝ようとしているときは、あくびはそれほど出ずにそのまま眠ってしまうものですよね。

あくびがでるのは「眠いけれど寝てはいけない」「退屈だけれど耐えなければいけない」という場合。「リラックスしすぎてしまったので元に戻ろう・覚醒しよう」とがんばる脳のサインなのです。

反対に、緊張しているときにもあくびが出ることがあります。たとえば大勢の前で何かを発表する・発言する出番を陰で待っているとき。「大事な場面なのになぜ今あくびがでるの?」と戸惑ったことはありませんか? これはあまりにも緊張してしまったから、脳が通常の状態に戻ろうとしている状態なのです。

あくびが、脳の働きを切り替えるためのスイッチなのか、切り替わったことによる現象なのかはわかりませんが、今自分が置かれた状態に適応するために起きていることは確か。あくびをすること自体は決して悪いことではなく、止まらなくてもそれほど心配はいりません。

けれど、体のほかの部位などにも不調が同時にあらわれている場合は、片頭痛や貧血、意識障害、糖尿病、うつや睡眠障害などの可能性も。気になる場合は病院を受診しましょう。

次のページで、あなたの「止まらないあくび」の深刻度をチェックしてみてください!

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