家族を大切にする男性に!? 日本人男子を外国人ジェントルマンのように育てる方法
欧米人男性の良いイメージのひとつに、レディファーストを難なくこなすスマートな振る舞いをあげる女性は多いですよね。日本では、女性がおしとやかに一歩下がるのを美徳としてきた文化が根付いているせいか、どうも女性を上手に扱える日本人男性が少ないと感じる人が多いようです。ではどこをどう変えたら、外国人のようなジェントルマンに育ってくれるの!?
そこで今回は、欧米人からみた日本人男性にアドバイス! 「男の子には、こんな考え方を提案してみたら?」という意見をまとめてみました。お母さんなら息子に、彼女なら彼氏に伝えてあげてみてもいいのかも?
自立は楽しいと思える男性に!
欧米の通例では、18歳になると、実家から出て大学の寮に入るか、自分で賃貸契約をする人がほとんどです。30代になっても実家にいさせてくれる日本の家庭は、不思議に映るよう。
思春期になると、大人になることは楽しいことで、生き方に責任を持つことだという意識を持ち始めます。
その延長線上には、身の回りのことは、自分でできるようにすることも含まれます。当たり前のことですが、経済的・精神的に自立をすることで、本当の意味で自分を大切にして人生を楽しむことができるのです。
一般的に、周囲には同じような感覚の人が集まるものなので、男女問わずお互いを尊重しあえる仲間が増えるはず。
家事を手伝える男性に!
家事の手伝いをさせることで、腕力では男性が勝ることを実感させてあげましょう。家庭で役割を担うことで、家族への帰属感と安心感を抱けます。
同時に、家事をするのがどれだけ大変か、身をもって理解できるようになります。
恋人に自分の時間を持たせてあげる男性に!
恋人ができたら、デートの時間だけでなく、彼女自身のために使う時間を設ける提案をするように教えてみましょう。
長いスパンでは、結婚相手に専業主婦ではなく、職業を持ってもらうことを視野に入れて。要するに、女性が自分の人生は家族の犠牲になっていると感じないように付き合うことを教えます。
聞き上手で語りあえる男性に!
今日あったことを話し合う、家族とのコミュニケーションをうまくとれていない日本人男性が多いと感じる欧米人もいるようです。
会社の仲間と飲み歩いてばかりいない男性に!
日本人が終業後も同僚と飲みにいくのをみて驚く欧米人は多いようです。家族との時間を持たない人が多いのにも辟易しているとか。
外の人に良い顔をしている分、家の中では気を使わずにだらだらしている。これではジェントルマンとは程遠いですよね。
同僚と飲みに行く回数を減らして、家族を大切にしている男性って素敵ですよね。
欧米男性が、すべてジェントルマンかといえばもちろんそんなことはありませんよね。でもジェントルマンであるためには、根本の考え方が違うというのは盲点でした。
さて、あなたの彼氏・旦那様はジェントルマンですか?
(パツワルド敬子)
※この記事は2015年12月29日に公開されたものです