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【カラダのお悩み】将来の妊娠に影響も!? 「おなかの冷え」を解消する方法6つ

有江 さとみ/ナナネール!

福山 千代子

◆おなかの冷えを改善する方法6つ

気になるおなかの冷えとはもうおさらばしたい! そんなあなたへ、日々の習慣で、おなかの冷えを解消する方法をご紹介します。

1.適度な運動を行う

おなかの冷えを解消するには、血行を促進させて体の中の余分物や老廃物を捨てることも大切。激しい運動をすると呼吸が浅くなり、血管が収縮する状態が続くので血の巡りが悪くなります。そのため、ウォーキングやヨガなど、ある程度ゆっくりと負担をかけて動く運動が効果的です。また、オフィスなどで長時間座りっぱなしだと、おなかの血流が悪くなります。その場で足踏みをしたり、立ったり座ったりの動作を少し行うことでも巡りがよくなるので、試してみてください。

2.おなかをさする・腹巻きをつける

おなかを温めるために、手をあててさすってください。簡単なことですが、血流がよくなり、おなかに栄養や水分、酸素が巡るようになります。また、日中や寝ている間も腹巻きをして、おなかを温めるようにしましょう。カラオケで歌ったりたくさんしゃべることでも、おなかは温まります。

3.おなかを温める食材を食べる

内側からおなかを温めることで、より素早くおなかがポカポカします。しょうがやネギ、唐辛子などには体を温める作用があります。しょうが紅茶なら、温かい紅茶にすりおろしたしょうが(チューブでも可)と、お好みでハチミツなどを加えるだけなので、手軽でオススメです。おなかを冷やすサラダや果物、パン、コーヒーやジュースなどは控えめにしておきましょう。

4.ゆっくりと湯船につかる

温かいお湯につかると、血管が拡張して血流がよくなります。また、お湯につかることで冷えた内臓を温めるのです。お風呂はシャワーだけで済ませず、少し熱めと感じる温度のお湯に20分程度つかるようにしましょう。生理痛が重い人にも効果的です。

5.ゆったりとした衣服を着る

体とぴったりくっついたスキニーのデニムなどが履きたい季節です。しかし、衣服と肌が密着していると、血管を圧迫して血液の循環を悪くしてしまいます。休日はおなかまわりがゆったりとした衣服を着るようにしましょう。また、寒いこの季節は綿や絹などの天然素材の肌着でおなかを温めてください。肌着を2枚重ねする人もいるかもしれませんが、化学繊維のものだと暑くなりすぎて汗がうまく吸収できず、より体を冷やしてしまいおなかの冷えにつながる恐れもあるので、注意が必要です。

6.食べるときはゆっくりと、よく噛んで食べる

食事をするときは、少しずつ口に入れてよく噛んで食べましょう。まだ口に残っているうちに次から次へと食べるのではなく、口の中の食べ物が無くなってから食べるようにすることを習慣づけてみてください。よく噛むことで胃腸の負担を減らし、消化不良を解消し胃腸の働きもよくなるのでおなかの冷えの解消につながります。

今日からできることばかりなので、早速はじめてみてくださいね。

(取材協力:福山千代子、文:有江 さとみ/ナナネール!)

※画像はイメージです

※この記事は 総合医学情報誌「MMJ(The Mainichi Medical Journal)」編集部による内容チェックに基づき、マイナビウーマン編集部が加筆・修正などのうえ、掲載しました(2018.07.12)

※本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください

※この記事は2015年12月21日に公開されたものです

有江 さとみ/ナナネール!

編集プロダクション「ナナネール!」所属ライター。大学在学中に関東カープファンをつなぐフリーペーパー「Capital」の制作に携わる大の野球好き。現在はビューティー、ヘルスケアを中心に雑誌「CanCam」「Ranzuki」WEB「美的.com <http://xn--hxyt6q.com/>」「@cosme」「KADOKAWA魔法のiらんど」他を担当、特にティーンの流行に敏感。会報誌、カタログ、広告、Web動画なども制作している。薬事法を守りながらピン! とくる表現が得意。

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福山 千代子

日本産科婦人科学会専門医。アヴェニューウィメンズクリニック院長。金沢医科大卒。女性ホルモンに影響されさまざまな不調や悩みを抱える女性の生き生きとした生活を応援している。

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