女だからって甘えんな！ 仕事で同性の目が厳しく光る瞬間4選
同じ働く女性でも、仕事に対する考え方は人それぞれ。同僚や後輩、ときには先輩を見て、「オンナだからって甘えんな！」と思うことがありませんか？ 同性同士だから、より腹が立つのかもしれません。どんな場面でそう思うのか、働く女性たちがぶっちゃけます！
なんで、そこで泣くの？
・「すぐに泣いてトイレにこもる同僚。泣けば許されると思ってるのかと思う」（28歳／人材派遣・人材紹介／事務系専門職）
・「以前の会社ですぐ泣く人がいた。上司がすごくやりづらそうだった」（31歳／建設・土木／事務系専門職）
・「泣く。泣いたら、しなくてよくなるとか思ってますか？ 泣くときは１人でバレないように泣きなさい。『これだから女は……』って、ひとくくりにされるんだよ！ 恥を知れ！」（31歳／学校・教育関連／事務系専門職）
・「叱せきされて泣いて早退していったとき」（27歳／食品・飲料／技術職）
・「『やりたくない』といって泣く。泣いて自分の意見を通すのは仕事ではない。できなくて悔しくて泣くのはいいけど、自分のワガママで泣いているのは甘えるなと思う」（30歳／金融・証券／営業職）
感情がたかぶって、言葉にできなくて、思わず涙が出ます。原因は誰かのキツイ言葉だったり、失敗したことだったり。大人になるにつれ、自分の感情をコントロールできるようになると思うのですが、彼女たちはちがいます。今からでも成長してほしい！
オンナであることを言い訳にする
・「有給休暇が無くなって生理休暇をとっていたとき」（31歳／金属・鉄鋼・化学／事務系専門職）
・「既婚だからとの理由で、毎日きっかり定時に帰ること」（33歳／商社・卸／事務系専門職）
・「『化粧がきまらないから遅刻しました』という新人女子。遅刻より化粧命なのかよと思うから」（28歳／機械・精密機器／技術職）
・「子どもを武器に仕事をサボろうとするのはイヤです」（31歳／その他）
・「都合の悪いときだけ女性の弱みを見せる」（28歳／生保・損保／営業職）
・「理系企業なので、さっぱりした女性が多いが、『学校（理系学部）だと男性がなんでもやってくれた』という女性社員がいて、『手伝ってほしい』と頼まずに『開かな～い』、『取れな～い』と男性社員に向かっていう子がいた。確かに女性が少ないと助けてくる状況は多いけど、それに頼る、それが当たり前なのが、男女ともに不評」（31歳／情報・IT／事務系専門職）
女性であることを免罪符にして、ラクやズルをしようとする。同じように給料をもらう立場なのに、理不尽な発想です。そういう女性たちは男性に「オトコだから」とイバられても、黙っていられるのでしょうか。そうは思えません。
体力が必要な仕事はスルー
・「重いものを持つのはすべて男の仕事だと思っている女がいる。カワイコぶらずに持てと思う」（28歳／学校・教育関連／事務系専門職）
・「徹夜になってしまったときに『私、女性だよ？』といって帰りたがっていた人」（30歳／機械・精密機器／事務系専門職）
・「ちょっとした荷物の運搬でもすぐに人に頼みたがる。大量の荷物ならともかく、たいした量でもないんだからそれくらいちょっとがんばれよ」（29歳／小売店／販売職・サービス系）
・「力仕事をまったくしないとき」（27歳／団体・公益法人・官公庁／事務系専門職）
どうしても持てないほど重い荷物なら仕方ないけれど、そうでなくても男性任せに。体力的にツライなら無理強いできませんが、「ネイルが傷む」などの理由であれば、怒ってヨシ！ 自分も同じように考えていると思われたら困ります。
オトコにこびたり、すぐ人に頼ったり
・「仕事を頼むときにニャンニャン系の甘えた声を出しているとき」（26歳／アパレル・繊維／秘書・アシスタント職）
・「カワイイ子ぶって異動を断る人」（27歳／建設・土木／事務系専門職）
・「困ったら、すぐに他人の力を借りようとする。責任を持て！」（32歳／医療・福祉／専門職）
・「『えー、できない～』って言って、仕事に取り組まないとき」（33歳／医療・福祉／専門職）
世渡り上手は、こび上手？ いいえ、そんなことはありません。若い時分はそれで通用しても、年をとったら実力がないと認めてもらえません。すぐに他人に頼る依存心の強い人は、そのうち孤立するでしょう。自ら不幸のタネをまいていることに気づけばいいのですが……。
ほかにも、「残業したくないとごねる」、「すぐに人に聞く」など、全部紹介したくなるほどたくさんの回答が集まりました。それだけ、甘える同性にイライラしている女性が多いということかもしれません。「自分のことは自分でやる」、「むやみに人に頼らない」という意識が大事ですね。
（中澤美紀子／OFFICE-SANGA）
※『マイナビウーマン』にて2015年9月にWebアンケート。有効回答数203件（22～34歳の働く女性）
※画像は本文と関係ありません
※この記事は2015年10月04日に公開されたものです
