「かかあ天下」と「亭主関白」、男性の結婚後の理想は?
多くの家庭は、いわゆる「かかあ天下」と「亭主関白」の2つにわけることができます。女性がイニシアチブを取るか、男性がリードするかによって、家庭の雰囲気ってだいぶちがいますよね。そこで今回は世の男性にこんな質問をしてみました。 Q.あなたの結婚後の理想は?
かかあ天下……53.9%
亭主関白……46.1%
意外にも「かかあ天下」を支持する声が多かったです。みなさん、女性にリードされるほうが好きなのでしょうか? では、それぞれの回答を選んだ理由を見てみましょう。
<「かかあ天下」派の意見>
■女性がリードしたほうがきっとうまくいく
・「女性が主導権を持っていたほうが生活がうまくいくと思うから」(27歳/情報・IT/技術職)
・「それくらいのほうが家庭はうまく回ると思うから」(32歳/小売店/事務系専門職)
・「亭主関白だと家庭がめちゃくちゃになるから。亭主関白の家でうまくいってる家庭を聞いたことがない」(31歳/食品・飲料/技術職)
共働きで、女性もフルタイムで働いている家庭もありますが、女性のほうが拘束時間の少ない仕事で、家事の負担が大きい場合、家に長くいる女性のほうがリードすると、家庭がうまく回りやすいもの。子どもが生まれたら、特にそう感じるのでしょうね。
■リードされたい
・「相手に引っ張ってもらいたいから」(24歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)
・「引っ張っていってくれるのは頼もしいと感じるから」(33歳/小売店/販売職・サービス系)
男性ってリードしたがる人が多いですが、中にはこんな人たちもいます。リードされるほうが精神的にも楽ですからね。
では逆に「亭主関白」を支持している人たちにはどのような意見があるのでしょうか?
<「亭主関白」派の意見>
■俺がリードしたい!!
・「自分が家庭を引っ張っていきたいから」(38歳/通信/技術職)
・「自分が仕切りたいから」(33歳/運輸・倉庫/営業職)
・「自分が主導権を握りたい」(33歳/機械・精密機器/技術職)
先ほどの意見とはうってかわり、こちらは肉食系男子のよう。自分でぐいぐい引っ張ってくれる男性に対して、女性は弱いですよね。
■アレコレ指示されたくない!
・「束縛はされたくないので」(22歳/食品・飲料/技術職)
・「自分の人生に口出しされるの、すごい嫌だから」(36歳/機械・精密機器/営業職)
・「尻に敷かれるのだけは情けなくて嫌だから」(26歳/農林・水産/技術職)
こちらの意見の人たちは、自分がリードしたい、というよりも、束縛が嫌いなのかもしれませんね。女性でもこういう人はいますよね。
「かかあ天下」と「亭主関白」。一概にどちらのほうが絶対に家庭がうまくいく、というわけではありません。すべてはその夫婦の個性と相性次第。付き合っている最中に、彼がどちらのタイプが向いていて、自分との相性はどうか、きちんと見極めてから結婚に踏み切りたいものですね。
(ファナティック)
※画像は本文と関係ありません
※マイナビウーマン調べ(2015年8月にWebアンケート。有効回答数102件。22歳~39歳の社会人男性)
※この記事は2015年09月02日に公開されたものです