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7割の女性が彼の出世を〇〇! 出世して忙しいor出世しないが時間に余裕がある、どちらがいい?

大場杏

「亭主元気で留守がいい!」とかつての奥様方は言っていました。現在もそうなのでしょうか? 人生の選択肢が増えた現在、ありすぎて困っちゃう反面、キャリアチェンジにもマイナスなイメージも薄くなってきているように思います。多様化万歳ですよね。1度きりの人生、多くの経験がしたい方も多いはず。彼に出世のチャンスがあった場合はどう思いますか? 働く女性のみなさんにこんなアンケートをとってみました。

Q.彼が「出世するが超忙しくなる」のか「出世しないが時間に余裕がある」なら、どちらがいい?

◯出世するが超忙しくなる……26.9%
●出世しないが時間に余裕がある……73.1%

出世しない派が7割強との結果となりました。昭和と平成の境がこのあたりに表れているのでしょうか。みなさんのコメントを見てみましょう!

【「出世しないが時間に余裕がある」派の意見】

■男性もライフワークバランス! 豊かな人生。プライベートも充実してこそ。
・「今以上に忙しいと死んでしまう」(28歳/ソフトウェア/技術職)
・「人生なんてあっという間に過ぎていくから、おもしろおかしく生きていきたい」(26歳/電機/秘書・アシスタント職)
・「給料はそこそこ生活できる分だけあればいい」(32歳/学校・教育関連/営業職)
・「家族を犠牲にしてまで仕事されたら距離ができる」(33歳/団体・公益法人・官公庁/秘書・アシスタント職)

女性は男性にあまり出世を求めてないようですね。日本人は働きすぎと言われているので、女性が望んで男性がそれに応えていけば、近い将来少なっていくのかも? ほかにも「仕事ばかりが人生ではないので」「出世がすべてでない」「一緒に過ごせる時間がなくなってしまう」など、プライベートを充実させていきたいと考えている女性が多い結果となりました。

■限られた時間を有効に使いたい
・「自分や家族や友だちとの時間を大切にしてほしいから」(32歳/医療・福祉/専門職)
・「その時間を使ってさまざまな経験をしたいです」(31歳/その他/その他)
・「時間に余裕がないと心にも余裕がなくなると思うから」(23歳/小売店/事務系専門職)
・「超忙しいと、相手の身体が心配になってしまうから。いくらお金があっても、一緒にいる時間がないなら楽しくないかも。」(24歳/食品・飲料/専門職)

「一度きりの人生なので」「プライベートを犠牲にしてまでもがんばりたいと思う会社ではない」などなど。戦後、日本が急成長を遂げたストーリーを読むと活気に満ち溢れて、うらやましいくらい熱意を持って仕事に臨んでいますが、豊かになった日本では、皆無のようですね。何を優先するかは自分の選択、すべて正解!

【「出世するが超忙しくなる」 派の意見】

■やっぱり大事でしょ。お金があればたいていのことは丸くおさまる
・「出世してなんぼだと思う」(26歳/ホテル・旅行・アミューズメント/営業職)
・「男性ならば、上を目指してほしい。」(28歳/団体・公益法人・官公庁/専門職)
・「経済的にゆとりが出てくるから。」(26歳/情報・IT/事務系専門職)
・「仕事をがんばっているほうが魅力ある」(27歳/通信/販売職・サービス系)

1日仕事に費やす時間を人生の円グラフにすると、人生=仕事となるとは良く耳にしますよね。女性も「仕事が理由なら待てる」「お互い働けるときに一生懸命働きたいと思うから」と肯定的な意見も。超忙しくても休日とのメリハリをつけることができれば、人生の質もあがるはず!?

■たまにしか会えないご褒美感
・「たまにの休みに遊べるほうが気分があがる」(27歳/医療・福祉/専門職)
・「支えたいと思うから。ただ、忙しいからといって八つ当たりしてくるのは絶対いや」(26歳/電機/事務系専門職)
・「忙しくなっても、今の彼なら会う時間を作ってくれると信じているから」(31歳/医療・福祉/事務系専門職)
・「少し寂しいくらいがちょうどいいから」(28歳/電機/事務系専門職)

ドライなのか合理的なのかわかりませんが「自分の時間がとれるから」「将来のんびりできればいいので」「ある程度なら私がフォローできる」「会えなくても特に気にならない」など、プランがある女性が多いのがわかります。こんな女性と一緒なら、物事が計画的に進められそうですよね。いいかも!

時間とは誰しもに平等に与えられているので、それをどう使おうと自分次第。メリハリのある人生のほうがバランスがいい人、常に穏やかに一定のリズムで生活していたい人、どちらもうらやましいライフスタイルに思えますよね。パートナーと理解し合えていれば、どちらでも人生の質、充実度は変わらないはず!

(大場 杏)

※画像は本文と関係ありません

※『マイナビウーマン』にて2015年7月にWebアンケート。有効回答数201件(22歳~34歳の社会人女性)

※この記事は2015年08月27日に公開されたものです

大場杏

編集ディレクター・ライター/医療系出版社で本を2冊担当。その後広告代理店にて商業施設や航空会社、外資系メーカーの広告・販促物全般、カタログ冊子、DMそして連動するWEB制作に従事。趣味はスポーツ観戦と海外旅行とライブ。宇宙や恐竜など壮大なものに惹かれ、わくわくします。

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