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アナタはまだ気づいてない? 「同じ職場で長く働くこと」のリスク4つ 

ファナティック

ショック

毎日終電まで残業、いっこうに上がらないお給料……。「こんな会社辞めてやる!」と思いつつ、翌朝には泣き寝入りして、またがんばってしまう自分。そんな経験ありませんか? 辞めたいという思いを踏みとどまった背景には、「1つの会社で長く働いたほうがいいのでは」という考えがあるのではないでしょうか。でも、実際はそうとも限らないかも? 今回は意外と気づきにくい「同じ会社で働きつづけること」のデメリットについて、働く女性のみなさんが思ったことをアンケート調査で聞き込みしてきました!

視野が狭くなりがち……

・「ほかの庭を見てないので、その場所に染まってしまい自分の悪いところが見えてない」(29歳/ホテル・旅行・アミューズメント/販売職・サービス系)

・「その会社独自の見方しかできなくなる。そして、それが人とちがうことに気づかない」(33歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)

・「なあなあになっていくこと。自分の立ち位置が会社内ではそこそこでも、外に行ったらまったくの井の中の蛙であることが度々」(29歳/金属・鉄鋼・化学/事務系専門職)

就職したときからずっと同じ会社にいると、そこで働いている人たちや社風に染まってしまい、新しいものを手に入れようとする気がなくなってしまうことも。さまざまな視野を取り入れるために、転職を考える人もいるのだとか。

スキルを他社で発揮できないことも

・「ほかの会社でやっていくのに、必要な知識が身につかない」(33歳/金融・証券/専門職)

・「この世界しか見られないこと。万が一転職しなければならなくなったとき、畑ちがいの業界に慣れるのが大変になること」(23歳/マスコミ・広告/クリエイティブ職)

・「その会社が倒産した時に一社しか知らないと、経験が浅くて転職に不利かと思う」(30歳/金融・証券/秘書・アシスタント職)

同じ会社に勤めつづけるのであれば、その会社で必要なスキルさえあれば、さほど支障はありませんが、もし転職せざるを得ない状況になったら? そう考えるといろんなスキルを身につけておいたほうが、将来的にも安心といえるかもしれません。

マンネリ化でモチベーションがダウン↓

・「マンネリ化してモチベーションを維持するのが大変」(27歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)

・「会社によるが、向上心がなくなる場合も」(31歳/学校・教育関連/技術職)

・「慣れが起きてしまう。新鮮味がなくなること」(27歳/人材派遣・人材紹介/事務系専門職)

同じような業務、同じ人と顔を合わせる毎日。慣れてしまうと緊張感がなくなり、ミスを引き起こしたり、モチベーションがあがらず仕事をしたくないと思ってしまうこともあるようです。責任のある仕事において、慣れは禁物ですよね。

会社をやめにくくなる

・「仕事内容が責任の大きい仕事になって大変」(30歳/自動車関連/事務系専門職)

・「辞める踏ん切りがつきにくくなる」(27歳/商社・卸/営業職)

・「ある一定の年齢になると転職はしづらくなる」(27歳/医薬品・化粧品/営業職)

長くいることで中堅どころを任されるようになり、責任のある仕事や新人の教育係など、さらにたいへんな業務が増えていきます。転職を考えるのなら早めにしたほうが、柔軟に対応することができるのかもしれません。

まとめ

たしかに、継続力があるというのはその人の長所でもあります。しかし、長く続けているからといって、だらだら働いているのでは意味がありませんよね。いまの仕事に不満がある方、いずれステップアップを目指す方は早めに転職を意識してリサーチしておりたほうがいいかもしれません。

(ファナティック)

※画像は本文と関係ありません

※『マイナビウーマン』にて2015年5月にWebアンケート。有効回答数205件(22歳~34歳の働く女性)

※この記事は2015年07月10日に公開されたものです

ファナティック (編集プロダクション)

2011年10月創立の編集プロダクション。マイナビウーマンでは、恋愛やライフスタイル全般の幅広いテーマで、主にアンケートコラム企画を担当、約20名の女性ライターで記事を執筆しています。

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