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干物女の向こう側へ! 最悪、一生独身でもいいと思う女性⇒32.9%!

蒼井ニイナ

女性の初婚年齢が年々上がり、職場を見渡しても彼氏はおろか結婚をする気なんてまるでなさそうな人も多くいるのが現状なのではないでしょうか。そこで、結婚なんてせずに、一生独身のままでもいいと思っている女性はどれくらいいるのか、働く女性に聞いてみました。

Q.最悪、一生独身でもいいと思いますか?
 「思う」……32.9%
 「思わない」……67.1%

意外な結果となりました! もう、一生独身でもいいかも……っと諦めている女性は3割以上も! いろいろと質問攻めにしたい気持ちを抑えて、それぞれの回答の具体的な理由を見ていきましょう。

<独身でもいいと思う理由>

■共同生活が苦手
「愚痴や文句を言いながら結婚生活を送るより、独身のほうがいいと思うので」(29歳/人材派遣・人材紹介/事務系専門職)
「他人と一緒に暮らすということに難しさがあるから」(30歳/小売店/事務系専門職)
・「血の繋がった家族と生活するのも苦痛だなと思うことがあるから、血が繋がっていない縁を切ろうと思えばいつでも切れる人だと、嫌になったらすぐに離婚しようと思ってしまいそうだから」(25歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)

自由気ままに生活することを好むタイプの人は、誰かと一緒に暮らすということに大きなストレスを感じてしまいます。一緒にいてもストレスを感じない空気のような存在の人に出会うと、結婚したいと思えるのかもしれませんね。

■婚期を逃してしまった
・「適齢期を過ぎてしまったので腹をくくった」(32歳/金属・鉄鋼・化学/技術職)
・「ある程度の年齢になったら婚活するのも労力を使うから」(26歳/農林・水産/事務系専門職)

婚期を逃すと途端に合コンにも呼ばれなくなり、婚活パーティーに行っても不利な状況になってしまうので、そうなる前に動くのがベスト。年齢を重ねれば重ねるほど狭き門になってしまうのが結婚。思い立ったら吉日! いずれ結婚したいと思っているのながら、諦めずに行動あるのみです。

■独身のほうが気楽でいい
・「気楽だし、どうせ耐えられずに離婚しそうだから」(28歳/医薬品・化粧品/事務系専門職)
・「無理に結婚するよりも、独身の生活もまんざらつまらないわけではないので、それでもいいと思っている」(33歳/学校・教育関連/事務系専門職)

仕事も楽しくなって、自分の力で稼げるようになるのが30代前後。一度その楽しさを味わってしまうと、お金も時間も自由に使える独身生活を謳歌していたいという気持ちにもなってしまいますよね。今の楽しさばかりを求めるのではなく、将来のこともきちんと考えた上で、行動することをオススメします。

■妥協したくない
・「妥協して好きでもない男性と一緒になるくらいなら、潔く一生独身でいたい。妥協してみようかなと思うときがあるけど、生理的に受け付けられないのでストレスがたまるだけだと感じた」(33歳/医療・福祉/専門職)
・「結婚したいと思う相手がいないのなら無理に探す必要はないと思うし、ひとりも気ままで楽だと思うから」(30歳/情報・IT/事務系専門職)
・「へたな男と付き合うより、ひとりのほうがいいと思うから」(28歳/ソフトウェア/技術職)
・「気の合わない人やどうでもいい人と一生暮らすくらいなら、ひとりのほうがいい」(22歳/医療・福祉/専門職)

年齢を重ねてうっかり目が肥えてしまうと、理想ばかり高くなって、わざわざ妥協をしてまで結婚をしたくないと思ってしまいます。若いころにそこそこモテた人ほどこういう考えに陥りがち。自分の市場価値を高く見積もりすぎず、身の丈を理解することが先決かも。

<独身でいいとは思わない理由>

■子どもがほしいから
・「子どもがほしいと思うから。友だちの子どもを見るとかわいくて、早く自分の子どもがほしいと思う」(29歳/情報・IT/技術職)
・「1度でいいから、結婚して子どもを持つ経験をしたかった」(33歳/医薬品・化粧品/事務系専門職)

子どもを産みたいと思っている人は、婚期を逃さないように早くから結婚を意識しています。35歳を超えると一気に妊娠しにくくなり、流産などのリスクが高くなることを知っておくことも大切です。

■孤独に耐えられない
・「何の予定もない休日が続くと孤独になるから」(33歳/金属・鉄鋼・化学/秘書・アシスタント職)
・「なんだかんだで独りは楽でもやっぱり寂しいと思うから」(26歳/金融・証券/販売職・サービス系)

ひとりが苦手な寂しがり屋の人は、孤独に耐えられず結婚を選ぶようです。ひとり暮らしをはじめたタイミングで同棲をして、結婚するのもこのタイプの人かもしれません。

■老後が不安だから
・「将来や老後がひとりでは心配なので、一生独身は自分は辛いと思う」(32歳/医療・福祉/専門職)
・「老後など弱ったときには誰かといたいから」(29歳/その他)

今は良くても、自分が病気になったり、ひとりで生活できなくなったりする可能性のある老後のことを考えて、結婚したいという人が多数です。

■世間体のため
・「最終的には、結婚していたほうが世間的にも家族的にも安心だと思うため」(29歳/情報・IT/事務系専門職)
・「葬式で焼香するときや、結婚式の親族紹介は家族単位で動くので、独身だときついなと思う」(29歳/食品・飲料/事務系専門職)

親族で集まる場や、会社のパーティーなどの社交場で、独り身だと肩身が狭い思いをすることもあるようです。両親を早く安心させてあげたいというのも、結婚に踏み切るきっかけに。

結婚をするもしないも、自由に選べる時代に生まれたからこそ、自分が幸せだと思う生き方はどちらなのかをじっくり考えて、後々後悔のないように行動することが大事です。結婚をした身近な友人や独身の先輩など、いろんな人に聞いてみるのがいいかもしれませんね。

(蒼井ニイナ)
※画像は本文と関係ありません。

※『マイナビウーマン』にて2015年6月にWebアンケート。有効回答数240件(22歳~34歳の社会人女性)。

※この記事は2015年06月18日に公開されたものです

蒼井ニイナ

大手メディア会社のPR/編集を経て、書籍の編集&ライターに。
数千話に及ぶ世界の童話集や日本の民話集を読んで育った原体験が影響し、本に関わる仕事を志す。
2014年2月に男児を出産し、現在は育児休暇中。産後は子育てやライフスタイル、ファッション、食にまつわる本を愛読。
趣味はフリースタイルの旅で、訪れた国は20ヵ国以上。旅先が舞台となった本を読み進めながら、自由気ままに旅するのを極上の贅沢としている。

書籍紹介サイト「ホンシェルジュ」にて、コラムとインタビュー記事を担当中。
http://honcierge.jp/niinaaoi

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