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繰り返される便秘と下痢の原因は? 漢方薬で対処しよう

~4週間後の再診~

丸山先生「お腹の調子はどうですか?」
X子「かなり良くなった気がします。飲み始めて1週間ぐらいで、ガスがお腹に溜まる感じや腹痛が減りました。飲み続けていたら最近では下痢の回数が減って、食欲が出てきました」

丸山先生「体に合っているようなので、もう少し続けてみましょう」
X子「はい!」

徐々に改善し、2カ月後にはストレスがあるときでもお腹を下さない状態に。4カ月後には腹痛・膨満感がほぼなくなり、便通も改善したので廃薬に。

~その後、ある日のV美とX子~

X子「V美、最近何だか落ち着いた感じがするね。自信がついたみたいっていうか」
V美「そう? 確かに下痢をしなくなって体調が落ち着いたら、気持ちも落ち着いた気がする。前は、いつお腹が痛くなるかいつも不安だったから」

X子「私もそうだな。会社を休むほどではない微妙な体調不良がずっと続いていて、気持ちが暗かったかも。今は苦手だったクライアントとの打ち合わせとかプレゼンも、楽しむ余裕が出てきた気がする」
V美「心と体って一体だよね。体の不調は治しておかないと、なかなか仕事にもプライベートにも集中できないよ」

X子「そうかも。あ、そういえば最近V美、彼氏ができたって噂を聞いたよ!」
V美「うん、実は……(笑)。これも漢方薬で元気になったおかげかもね!」

(取材協力:丸山綾、文:マイナビウーマン編集部)

※画像はイメージです

※この記事は 総合医学情報誌「MMJ(The Mainichi Medical Journal)」編集部による内容チェックに基づき、マイナビウーマン編集部が加筆・修正などのうえ、掲載しました(2018.07.12)

※本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください

丸山綾 まるやま・あや

日本東洋医学会(専門医)、日本産科婦人科学会(専門医)所属。1999年日本大学医学部卒業。駿河台日本大学病院、丸の内クリニック等を経て、現在、霞が関ビル診療所で婦人科医師として勤務。専門分野は産婦人科一般、漢方治療。

※この記事は2015年04月20日に公開されたものです

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