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ネガティブ女子の「恋の疲れ」解消法3選

森川ほしの/OFFICE-SANGA

恋の疲れ恋とは楽しいことばかりではなく、ときに辛さや苦しさを伴うもの。そのうち、だんだんネガティブになって、「恋の疲れ」がたまってしまう。そんな経験を持つ大人女子は少なくないはずです。恋のネガティブ思考というのは厄介で、癖になりがちですよね。そこから抜け出して「恋の疲れ」を解消するための、よい方法はないものでしょうか? 働く女性たちに聞いてみました。

【ネガティブ女子は要注意! 「でも」「だって」は男子の前では禁句!?】

「彼がすべて」では疲れる!(ミサトさん/30歳/不動産)

「20代の間は、カレに嫌われたくなくて、『一度でもダメなところを見せたら嫌われる』と思い込んでいました。がんばりすぎて疲れて、勝手にイライラ。そんな恋の繰り返し。その原因はおそらく、恋をすると『カレがすべて』という状態になっていた私にあったんです」

恋人ができると、その人が最優先になってしまうという女性は多いことでしょう。しかし、ミサトさんによると、それが「恋の疲れ」につながるのだとか。

「あるとき、久々に会った女友だちに言われました。『私にはカレしかいない』という状態になると、女性は魅力的ではなくなると。『なるほどな』と思いましたね。たしかに、当時の私は彼氏ができると、ほとんど女友だちとは会わない状態。まさに『カレがすべて』でした」

その友だちの一言で、少し考え方が変わったミサトさん。カレができてからも、女友だちと、または一人で、積極的に出かけるように心がけたそうです。

「ときにはデートを断って、友人からの誘いを優先することもありました。それでも、カレは許してくれるし、私が友だちと行った旅行の話なども、楽しそうに聞いてくれます。おそらく、私が女友だちと遊んでいるときは、カレも趣味を楽しんだり、友だちと会ったりしているのでしょう。お互いに、恋人以外の人と交流することで、こんなに楽な気持ちでつき合えるなんて……。もっと早く気づきたかったです」

現在のカレとは結婚の話も出ているとのこと。もう、「カレに嫌われたらどうしよう」「恋って疲れる……」なんて思うことはないそうです。

恋愛に多くを求めてはダメ!(アスカさん/28歳/小売店)

「好きな人ができて、その人と両想いになって、交際スタート。そこまでは、いつも『恋が楽しい!』と感じていました。でも、交際がはじまると、だんだん『嫌われたらどうしよう』という思いが強くなって、なんだかいつも恋に疲れていたんです……」

こう話してくれたアスカさんは、昨年結婚して、今は新婚生活を満喫中。それまでに感じていた恋の疲れがなくなり、結婚に踏み切れた理由は何なのでしょうか?

「現在の夫と出会う前、私はある男性と交際していました。そのときも、私は『嫌われたら……』という不安を抱えつつ、カレの顔色を見ながらつき合っているような感じでしたね。その結果、気づいたときには二股をかけられていて、しかも浮気相手の方が本命。私は、知らない間に二番手扱いされていたんです。すぐに別れましたが、傷は深かったです」

そこでアスカさんは、「嫌われたらどうしよう……」なんて考えていた自分が、バカバカしくなったといいます。

「結局、恋愛なんてなるようにしかならないし、他人の気持ちをどれだけわかろうとしても、無駄なんだと考えるようになりました。あまり恋愛に多くを求めず、仕事や家族、友だちとの時間、趣味など、ほかにも楽しいことはたくさんあります。『恋愛なんてそんなもの』そう思えた瞬間、気持ちがとても楽になりましたね」

そう思いはじめた矢先。アスカさんは現在の夫と出会います。そして、不思議なほどスムーズに、プロポーズを経てゴールイン。「恋愛なんてそんなもの」と、割り切れたのがよかったのでしょうか?

自分の生活が充実していたら、不安に負けることはない!(マチさん/32歳/広告)

「20代の私は、いつも恋に疲れていました。『カレなんて、いない方がいい』と思って、彼を振ったことも何度かあります」

しかし、今は「恋って疲れる」と感じることがあまりないというマチさん。その理由は?

「20代後半くらいから、いろいろな資格取得を目指すようになりました。そのための勉強がけっこう大変で……。それまでは、家に一人でいるとカレからの連絡がないことで不安になったりしていたのですが、家にいても勉強というやることがあれば、気にならなくなりました」

時間を持て余していると、不安が大きくなるということはたしかにあります。

「毎日やりたいことがいっぱいあって、時間が足りない。そんな状況なら、恋についてアレコレ不安に思うこともなくなります。私はそんな状況の方が、恋はうまくいくと思いますし、私自身も恋のストレスを感じることがなく、とても楽です」

まず一人の時間を大切に。これが恋を楽しむ極意かも?

まさに今、「恋の疲れ」がMAX! という女性もいることでしょう。そんな人はぜひ、今回紹介した経験談を、ぜひ参考にしてみては? ふと、心が軽くなるかもしれません。

(森川ほしの/OFFICE-SANGA)

※画像は本文と関係ありません

※この記事は2015年04月06日に公開されたものです

森川ほしの/OFFICE-SANGA

大学で美学を学び、「美とは何ぞや」生涯この問いと向き合っていくことを決意。言葉、人、恋愛、社会など、さまざまものの中にある「美」を求め、フリーライターの道へ。マイナビウーマンで恋愛、マナー、話し方などに関するコラムを担当。

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