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貯金できない一人暮らし社会人必見。手取り15万でもOKの貯金方法

續 恵美子/エフピーウーマン(ファイナンシャルプランナー)

一人暮らし社会人女性の貯金の目安とは

一人暮らしをしながら、さまざまな工夫で貯金に取り組む働く女子たち。

そこで気になるのが貯金の額です。

データをもとに、一人暮らしの社会人女性の貯金の目安金額を見てみましょう。

一人暮らし社会人女性の平均貯金額/月

金融広報中央委員会が発表している「家計の金融行動に関する世論調査・単身世帯調査(2017年)」によると、20代・30代ともに年間手取り収入から貯蓄に回す割合は平均19%。とはいえ、両世代ともに10~15%未満というのがもっとも多い回答です。

続いて、国税庁が発表している年齢階層別の平均給与(2017年度)をみると、20代前半女子の平均給与は年243万円、20代後半女子で318万円です。これを20代全体で平均し、そのうち8割が手取りだとして計算すると、手取り年収は224.4万円になります。ボーナスが年間50万円だとすると、月々の手取り額は約15万円になる計算です。

15万円のうち10%を貯金に回せば月々約1万5,000円、15%なら2万2,500円を貯金している計算になります。

一人暮らし社会人女性が貯金する割合の決め方

一人暮らし社会人女子の理想の貯金割合は手取り月収の10~15%です。

居住地や生活環境によっては厳しいこともありますから、まずは自分の月間収支を確認してみましょう。

生活に必要な費目や交際費、お小遣いなど、費目ごとに今支出している金額を書き出します。

また、食費や日用品などは外食と自炊はどちらが多いか、コンビニとスーパーではどちらで多く買い物をしているかなども書き出すと、ムダなお金の使い方がないか確認しやすくなります。

収支に余裕がある場合、あるいは、お金の使い方を見直して収支を改善できる見込みがあれば15%以上を目標にしてみましょう。

15%では厳しいようなら、まずは10%を目標にするとよいでしょう。

次ページ:低収入でも大丈夫! 手取り15万の女性が貯金する方法

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