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雑学 ヘルスケア

生理不順の原因は? 婦人科医オススメの女性ホルモン分泌を高める生活習慣

女性およそ1カ月周期でくる生理。きちんときていますか? 生理不順や無月経などのトラブルが起きるのは、ホルモン分泌の量が減少しているのが原因です。
ホルモン分泌が滞ると、生理不順だけでなく、自律神経のバランスが乱れから、頭痛や冷えなど体のあちこちにも影響がでてきます。そこで、生理が順調にこない原因を、咲江レディスクリニックの院長 丹羽咲江先生に伺いました。

■生理が順調にこないのは、女性ホルモン分泌に関係あり!

「生理がなかなかこないという場合、妊娠していなければ、ホルモンバランスの乱れが考えられます。つまり、女性ホルモンが正常に分泌されてない状態にあるということです。けれど、ホルモンバランスが乱れる原因は人によってさまざまで、調べてみないとわかりません。考えられるのは、ホルモン分泌にかかわる、卵巣や卵巣に命令を出す脳の部分(視床下部・下垂体)にトラブルがあることです。」(丹羽先生)

■あなたはどの原因? チェックしてみよう!

生理が順調にこないのは、女性ホルモンが順調に分泌されていない証拠。
女性ホルモンの乱れが起きる原因として、主に次のようなものが考えられます。

・仕事や人間関係のストレスが多い
・過度なダイエットをしている
・食事の内容が偏っている
・過度な運動をしている
・体が冷えている
・睡眠不足が続いている
・喫煙や飲酒の習慣がある
・思春期や更年期などの不安定期にある
・卵巣や下垂体、甲状腺などに異常をきたす病気
・薬の副作用

これらの原因のうち、思い当たるものはありましたか?
次は、これらの原因がなぜ女性ホルモンの分泌を低下させてしまうのかを見てみましょう。

■女性ホルモンの分泌が低下する原因は?

女性ホルモンが正常に分泌されない大元の原因として次のようなものが考えられます。

・女性ホルモンを出して生理を起こす卵巣自体に問題がある
・卵巣に女性ホルモンを出すように命令を出す脳の機能に問題がある
・「甲状腺ホルモン」の過不足により、卵巣機能が妨げられている
など

「疲れやストレス、冷え、食事や生活習慣の乱れなどによって、卵巣が正常に働かなくなってしまうことがあります。すると女性ホルモンの分泌が少なくなるので、生理を起こすことができなくなってしまうのです。また、卵巣に命令を出す脳の視床下部や下垂体は、強いストレスや極端な体重減少に大きく影響を受けます。卵巣に女性ホルモンを出す命令が出されなければ、当然卵巣は生理を起こすことができません。」(丹羽先生)

■女性ホルモン分泌を正常にするためにはどうすればいい?

働く女性にとって、よくありがちなのが仕事の疲れや人間関係のストレスをためこんでしまうこと。睡眠不足や冷えの放置、飲酒、喫煙などの生活習慣や、無理な食事制限や運動によるダイエットも思い当たる人が多いはず。
これらの原因を改めて、女性ホルモンの分泌を正常にしておくためには、具体的にどうすればいいのでしょうか?

「生活習慣の乱れは、卵巣機能だけでなく体全体に悪影響が及びます。意識して改善しましょう。

例えばストレッチをする、ヨガをする、ウォーキングをすることや、毎朝鏡の前で口角を上げて左右対称の顔を作る、笑顔を作るということも免疫力を高め、血行も良くなっていいでしょう。また、血行をよくするためには、ゆっくりぬるめのお湯に浸かるのもおすすめです。

睡眠はしっかりとりましょう。寝る前にパソコンやスマートフォン、携帯電話を使うのを避けるのも大事です。電磁波の影響で、良質な睡眠が妨げられ、充分な睡眠がとれなくなってしまうこともあるからです。

また、無理なダイエットは禁物です。一年間にマイナス5キロ以内のダイエットが最低限の基準。急に痩せたことで卵巣の機能が低下し、そのまま戻らずに、薬を飲まないと生理がこなくなってしまって後悔する場合も。

甘いものの食べ過ぎもよくありません。血液の流れが悪くなってしまい、結果として生理不順を招くことがあります。バランスのとれた食事を3食規則正しくとることが大切です。

ただし、原因は人それぞれ異なりますし、症状もさまざまで検査をしてみないとわかりません。体に異常を感じたら、すぐにかかりつけ医に相談しましょう。自分の体の状態を自分で把握することはとても大切なことです。」(丹羽先生)

■まとめ

ときには大きな病気が潜んでいることもあります。自己判断はせず、婦人科などできちんと検査を受けて、生理が順調にこない原因を突き止めましょう。

(石原 亜香利)

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