知らないと損! アンチエイジングに役立つ食事とは?
■老化はこうして防ぐ!
「アンチエイジング」は抗老化医学とも呼ばれ、老化を防ぐために行う行為をいいます。老化は血管の動脈硬化と深くかかわっています。動脈硬化の危険因子は高血圧や糖尿病、脂質異常症、肥満、加齢、喫煙、男性であること(女性の血管は女性ホルモンによって守られていて、閉経後は急速に動脈硬化が進むといわれています)などが挙げられ、そのほとんどがメタボリックシンドロームと関連しています。
つまりこれらを抑えることが、アンチエイジングにつながるわけです。
メタボリックシンドロームを抑えるには?
老化を防ぐアンチエイジングは、食生活と切り離しては考えられません。まずは4つのポイントをチェックしてみましょう。
・肉や卵、動物性脂質など動物性の食品のとりすぎに注意する
・塩分のとりすぎに注意する。1日6g未満が推奨されますが、日本人は10g以上と多いのが現状です。
・清涼飲料水などは吸収されやすいブドウ糖を多く含んでいるものが多く、肥満や糖尿病の原因となるのでなるべく避けたほうがよいでしょう。
・ジャンクフードは肉や脂質、塩分が多いため避けたほうがよいでしょう。
アンチエイジングに効く食べ物5選
アンチエイジングに効果的といわれる食材は、
・青魚
・ナッツ
・オリーブオイル
・きのこ類
・こんにゃく
などです。
青魚やナッツ類、オリーブオイルなどに含まれる不飽和脂肪酸は抗酸化作用があり、動脈硬化予防になります。ただし、とりすぎるとかなりのカロリーになるので、ほどほどにしましょう。
また、きのこ類やこんにゃくなどはカロリーが少なく食物繊維が豊富なので、日々の食事にぜひ取り入れたいものですね。海藻はヨウ素などを多く含むので、とりすぎには注意しましょう。
まとめ
食事はバランスよく、気持ち少なめにとることがポイントです。まずは規則正しい食事を意識することからはじめましょう。
(文:36歳女性内科医/Doctors Me、構成:マイナビウーマン編集部)
※画像はイメージです
※この記事は 総合医学情報誌「MMJ(The Mainichi Medical Journal)」編集部による内容チェックに基づき、マイナビウーマン編集部が加筆・修正などのうえ、掲載しました(2018.05.31)
※本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください
※この記事は2015年02月07日に公開されたものです