中距離恋愛とはどのくらいの距離? 成功させるコツと会う頻度
中距離恋愛とは、いつでも気軽に会える距離ではないものの、遠距離というほどでもない状態のこと。具体的にはどのくらいの距離を中距離と定義するのでしょうか。この記事では、中距離恋愛の意味やメリット・デメリット、長続きさせるためのコツと注意点を紹介します。
こんにちは。恋愛コラムニストのさかもとみきです。
好きだけど、続けていくには少しの覚悟や努力が必要な中距離恋愛。近距離ですぐ会える恋愛とちがってすぐに会いたいときや甘えたいときは辛いかも……と続けられるか不安になるかもしれません。
寂しいときに会えない不便さや一緒に住めないもどかしさはありますが、慣れれば適度な距離と自由な時間に慣れて、長く付き合っているカップルや結婚していく人もいます。
今回は、そんな中距離恋愛を成功させる、そして結婚するために必要なコツや会う頻度などを紹介していきます。
中距離恋愛とはどのくらいの距離?
中距離恋愛にはっきりした定義があるわけではありません。
一般的には、お互いが県をまたいだところに住んでいて、会うのに1~2時間かかってしまう距離感の恋愛を中距離恋愛ということが多いでしょう。
中距離恋愛のメリット
中距離恋愛には、どんなメリット・デメリットがあるのでしょうか? まずはメリットを紹介します。
(1)ちょっとがんばれば会える距離
中距離恋愛は、仕事が終わった後や休みの少し空いた時間など、がんばればちょっとだけ会える距離。
遠距離恋愛の場合、会いに行くとなると新幹線や飛行機のチケットなどが必要な場合もあり、その点は中距離恋愛のメリットといえるかもしれません。
(2)相手の大切さを実感できる
中距離恋愛の場合、一般的なカップルに比べると会える頻度が低くなるでしょう。
しかし、そんな会えない時間に、空いての大切さを実感できるということもあります。
「今ごろ何をしているのかな?」と思いを巡らせることで、相手に対する気持ちを再確認できるかもしれません。
(3)絆が深まる
気軽に会えない分、次に会える時をお互い楽しみに思い、絆が深まりやすいというメリットも。
相手のことを思ってデートプランを練ったり、他のカップル以上にお互いを気遣うLINEを送り合ったりなど、会えないからこその絆が生まれます。
中距離恋愛のデメリット
続いては、中距離恋愛のデメリットを紹介します。
(1)どちらかに負担がかかりがち
仕事が早く終わるほうや、気持ちが大きいほうが会いに行くことが増えます。
交通手段にもよりますが、ガソリン代や電車代など負担が地味につきまとうのも中距離恋愛の特徴です。
(2)大事な話がなかなかできない
移動に多く時間を使ってしまうからこそ2人の時間を楽しくしたいと思ってしまいます。
別れ際にケンカっぽくなったり、微妙な空気になったりするのを避けて、同棲の提案や結婚の話など大事な話がなかなかできません。
(3)わがままが言えずすれ違う
会える時間を工夫する努力はできても、わがままを何度も通せない中距離恋愛は、だんだんとお互いの気持ちに蓋をしてしまいがちです。
まわりの恋人たちがうらやましく見えたり、寂しさを埋めてくれる人に目移りしてしまったりするかもしれません。
中距離恋愛の会う頻度は?
中距離恋愛の場合、会う頻度は月2~4回程度がオススメ。休みが合うのであれば、毎週会うのもいいでしょう。
誕生日や記念日、イベントに合わせて会うのも大事です。会う日を早めにスケジュールに落とし込むことで不安が減ります。
中距離恋愛のデートは?
続いては、中距離恋愛に適したデートについて紹介します。
(1)お互いの家を順番に行き来する
基本的にはお互いの拠点を行き来するデートがメインになるでしょう。そんなときはどちらかの負担にならないようできるだけ順番に行き来するのが理想です。
(2)中間地点で楽しむ
中距離恋愛はお互いの家がメインになり、移動にも疲れるし、デートもマンネリになりがち。たまには中間地点で会うなど工夫も必要です。
(3)たまには旅行を計画する
記念日や行きたいイベントに合わせて定期的に旅行を計画するのもオススメ。普段より一緒にいる時間を長く確保することで愛情がチャージできます。
(4)ちょっといいお店に行く
移動に時間がかかるので、会えるときはリラックスして過ごしたい心理が働き、2人の間の緊張感が薄くなりがちです。定期的にちょっといいお店のディナーやコースの予約などをしてメリハリを持つようにしましょう。
お店は順番に決めるなどエスコートを楽しむのもオススメです。
▶次のページでは、中距離恋愛で注意したいことを紹介します。