お使いのOS・ブラウザでは、本サイトを適切に閲覧できない可能性があります。最新のブラウザをご利用ください。

突然、ガクっと体調を崩す「隠れ疲労」の恐怖! セルフチェック11項目

Doctors Me

■あなたは大丈夫?自覚のない、隠れ疲労

普段より、「疲労」という言葉をよく耳にはします。「疲労がたまっている」と思っても、軽く考えられることが多いのではないでしょうか? 実はこの疲労が蓄積していくのを放っておくと「過労死」という言葉があるように、生命の危険を招くことがあるのです。疲れているのにもかかわらず、疲労が自分で自覚できていないことがあります。そういった状態のことを、「隠れ疲労」といいます。

■隠れ疲労、セルフチェック!

過労死、この最悪の事態を防ぐためには、自分自身が「隠れ疲労」状態に陥っていないかどうか、自身で知ることが大切になってきます。隠れ疲労セルフチェックで、自身の状態を確認しましょう。下記のことに当てはまる人は、隠れ疲労に要注意です!

1. 人から頼られると、はりきってがんばる性格の人
2. 大きな課題を達成し終えたあとの達成感・充実感がたまらなく好きな人
3. 自分へのご褒美があれば、つらいことでも何でも乗り越えられると思っている人
4. 多少疲れを自覚していても、楽しいイベントなどに参加すると、疲れが取れると思っている人
5. 休日は、自宅で休養せずに、遊びや買い物などで外出するようにしている人
6. 眠っている時間がもったいなく感じるために、眠くても起きて自分の趣味などをして睡眠時間を十分に取っていない人
7. 職場で責任感のある仕事を任されていて、やる気に満ちあふれている人
8. 睡眠時間が短く、眠くて思考力低下を感じている人
9. 1日3食、食事をきちんとしていない人、食事をする時間が十分に取れていない人
10. 心身を活動的に維持している時間が長く、ぼーっとして心身ともに休息する暇のない人
11. 休息時間・疲労回復時間が少なく、健康のためと称して、スポーツに励んでいる人

■まとめ

上記の項目に当てはまる項目が多いほど、「隠れ疲労」状態に陥りやすく、最悪の場合は突然倒れてしまい、本当に最悪な場合は、過労死につながる可能性も十分にありえます。

このような傾向がみられる場合は、空き時間があれば、積極的に「身も心も休ませる」ことを心がけてください。がんばることは大切なのですが、実はがんばりすぎるのは危険なのです。ストレス解消に……といって、あちこち外出したりせずに、リラックスして、のんびりと自宅で過ごすことが大切なのです。

(文:35歳女性内科医/Doctors Me、構成:マイナビウーマン編集部)

※画像はイメージです

※この記事は 総合医学情報誌「MMJ(The Mainichi Medical Journal)」編集部による内容チェックに基づき、マイナビウーマン編集部が加筆・修正などのうえ、掲載しました(2018.06.07)

※本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください

※この記事は2015年01月18日に公開されたものです

Doctors Me

医師をはじめ、歯科医、薬剤師、介護福祉士、栄養士、獣医、心理カウンセラーの6つの士業・専門従事者を擁する、総合型の健康Q&Aサービス。2013年8月のサービス提供開始以来、『安心をもっと身近に』というサービスコンセプトのもと、医師だけにとどまらず、専門資格を持つ多様な回答者を増やし、場所や時間を気にすることなく、さまざまな悩みを気軽に相談できるサービスを実現。https://doctors-me.com/

この著者の記事一覧 

SHARE