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交際相手がほしい若者は3人に2人! 恋愛はもうトレンドでないのかもしれない

「交際相手がほしい」という女性は過去最低!

楽天グループの結婚情報サービス会社オーネットは、2015年1月に 成人式を迎える全国の独身男女計600名を対象に 、恋愛・結婚社会参加意識などについて調査を実施し結果を公開した。同調査は、今回で20回目。

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2015年1月に成人式を迎える若者たちは、1994年4月2日から1995年4月1日に生まれた。バブル景気の崩壊時期で、幼少は IT バブルを迎え、小学生の ころにはインターネットやケータイ触れじめた世代である。ゆとり教育が中心だった時代の最後の世代で、学力低下を指摘され、日本の教育制度が脱ゆとりに舵を切るも、方針転換を教育現場で施行する前に義務を卒業している。

男性だけではなく女性も草食化し、「交際相手がほしい」という女性は過去最低とわかった。

2011年以降、「交際相手がほしい」という回答は7割を下回り、2015年新成人においては「交際相手がほしい」女性は60.4%と過去最低を記録した。恋愛において男性の草食化が叫ばれることが多いが、そもそも多くの調査年度において女性の方が「交際相手がほしい」という回答が低く、恋愛に対して、男性以上に女性もまた草食化が進んでいると同社は分析した。

約2 人に1 人は交際経験ゼロ!

2015年の新成人たちに、これまでの恋愛経験を聞いてみたところ、そもそも「誰とも交際したことがない」という回答が約半数、ほぼ2人に1人が交際経験ゼロという結果になった。女性よりも男性の方が若干高いものの、男女で大きな違いはなく、交際経験があったとしても、そのうちさらに半数は1人だけである。

片思いを含め、誰かを好きになった恋愛経験は、「1回もない」という回答が全体の19.0%。約5人に1人の若者は、誰かに恋愛感情を感じたことさえないという結果になった。

恋愛には積極さが必要だとわかっていても、ほぼ同数が「自分は積極的でない」と回答。

「交際相手をつくるには積極的な活動が必要だ」と答えたのは、男女ともに3人に2人、全体の68.0%にのぼる。

「今の自分は異性との交際に積極的でない」と答えたのも、ほぼ同数の65.5%にのぼる。

「(恋愛や告白方法を)教えてくれる人がいない」が49.8%と約半数にのぼり、「自分から告白する」は26.7%と低い。「合コンやパーティには積極的に参加したい」は、わずか16.7%。恋愛には積極さが必要だとわかっていても積極的になれず、やり方もわからず、学んだりチャレンジする意欲もなく、恋愛に対して半ば諦観している若者像が浮かび上がった。

(エボル)

※この記事は2015年01月07日に公開されたものです

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