何か落とし穴があるのでは!?　幸せがコワくなる瞬間「ずっと続くはずがない」「友だちが離婚した」

仕事が充実していたり、恋人のやさしさを感じたり、おいしいものを食べたり。ふと、「あ〜、私って幸せだな……」と感じる瞬間ってありますよね。しかしそんなときに、なぜか同時にコワさを感じてしまったことはありませんか？　今回はそんな幸せがコワくなる瞬間について、働く女性たちに聞いてみました。

■ずっと続くはずがない!?

・「彼と順調に進みすぎているときに、『このままずっと続くのかな』と、逆に不安な気持ちになることがあります」（31歳／自動車関連／事務系専門職）
・「気になっていた人が、告白してくれて両思いになれたとき」（32歳／情報・IT／技術職）
・「恋愛初期。幸せすぎて、続かないのがわかるから」（31歳／学校・教育関連／技術職）

幸せなときほど、なぜかそのつらい記憶がよみがえってくるもの。そして不安になってしまうのです。

■穏やかな日常がコワい……

・「穏やかすぎて、これから先何かが起こるんじゃないかと思う」（33歳／医療・福祉／専門職）
・「あまりに争いごとがない時期が続くと、あとから何かきそうで怖くなります」（28歳／自動車関連／事務系専門職）

穏やかな毎日は何よりの幸せ。それを失わないように、大切にしなくてはなりませんね。

■うまくいきすぎでは？

・「仕事も順調で恋人とも順調で、金運も凄くアップしているのを実感。すべてが上手く行っているとき。『このあと何か起こるんじゃ……』と思ってしまう」（31歳／不動産／事務系専門職）
・「すごく彼に愛されて、仕事が順調で、友だちと遊ぶ予定がたくさん入ったりすると、すべてなくなったらどうなるのかと感じる」（28歳／金属・鉄鋼・化学／事務系専門職）
・「仕事も私生活もうまくいきすぎていると、罰が当たるのではないかと思う」（32歳／金融・証券／専門職）

仕事や恋が順調なのは、これまでがんばってきたから。神さまのご褒美ですから、罰なんて当たりませんよ、きっと。

■何気ないひとときにふと……

・「夜中目が覚めて、隣に夫がすやすや寝ているとき。『こんなに幸せでいいのか？』と思う」（31歳／情報・IT／技術職）
・「彼と楽しく夕食を食べている瞬間」（30歳／ソフトウェア／秘書・アシスタント職）
・「彼とごろごろしながら、マンガを読んでいるとき」（27歳／金融・証券／専門職）

何気ないひとときにふと、不安を感じてしまうという女性も。そんなときは、いつも以上にパートナーを大切にしてあげてください。

■楽あれば苦あり

・「一週間めちゃくちゃ楽しかったとき」（25歳／学校・教育関連）

次の一週間は、反動でつらいものになるかも!?

■身近な人の話を聞いて……

・「友だちが離婚したと報告してきたとき」（23歳／ソフトウェア／クリエイティブ職）
・「友人の不幸話を聞いたとき」（24歳／医療・福祉／専門職）

身近な人の不幸話を聞くと、「そういうことって実際に起きるんだな」とハッとします。

■慣れると危険！

・「幸せに慣れてしまって、なあなあになっている自分に気づいとき」（30歳／金融・証券／秘書・アシスタント職）

初心にかえって、今ある幸せをもっと大切にするチャンスかも。

■気づくと、彼がすべてな私に……

・「恋人が生活の中心になってしまっているとき」（27歳／機械・精密機器／技術職）

「もし、いなくなってしまったら」と考えると、コワイですよね。考えたくない！

■幸せのデメリット

・「幸せ太りとよく言いますが、恋人がいるときに身体が少しゆるむと、『ヤバイ！』と思います」（32歳／その他／秘書・アシスタント職）

恋人に甘やかされていると、たしかにスタイルキープの努力を怠りがち。その結果、彼が離れて……なんてことにならないように、幸せなときこそ摂生を。

■おいしいものって……コワい！

・「『今日は食べるぞ！』と思ってスイーツとかを思う存分食べたあと。満腹感で満たされると同時に、カロリーが恐ろしい」（27歳／金融・証券／事務系専門職）

おいしいものを食べると幸せな気分になります。そのあとのことは……まあ、考えないようにしましょうよ。

■しわ寄せを回避！

・「自分の中で、『これは努力してきたことが形になったな』と、素直に思えるものに対しては、怖いと思いませんが、何もがんばっていないのに棚からぼたもち的に何かいいことばかりが起ると、しわ寄せ防止のために何かを努力しはじめている自分がいます」（31歳／ホテル・旅行・アミューズメント／販売職・サービス系）

「棚からぼたもち的に」。私なら、ラッキー！　と受け入れてしまうかも……。

「一寸先は闇」なんて言葉もあります。来週、明日、数分後。何が起きるのかは予測できません。もしかすると「闇」が急にやってくるかもしれませんが、そればかり気にしていては、かえって幸せを逃してしまうかもしれません。ふと幸せがコワくなったときには、「もっとこの幸せを大切にしよう」と前向きに考えられると良いですね。

(OFFICE-SANGA　森川ほしの)

※『マイナビウーマン』にて2014年11月にWebアンケート。有効回答数289件（22〜34歳の働く女性）
※画像は本文と関係ありません

※この記事は2014年12月08日に公開されたものです