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モテるのはいつもあの子! 女性が恋愛格差を感じるとき

沢宮里奈(婚活マッチメーカー/コラムニスト)

恋愛格差が生まれた原因とは

では、なぜ恋愛格差が生まれてしまったのでしょうか? 婚活マッチメーカーとして活躍されている沢宮里奈先生に解説いただきました。

時代の流れが恋愛格差を生む

自由恋愛が弱肉強食時代を呼んだ

1960年代までは、男女とも生涯未婚率(50歳になっても一度も結婚したことのない人の割合)は2%以下でした。つまり98%以上の人が結婚をしていたのです。それが徐々に上昇していき、今では男性23%、女性14%になりました。これは自由恋愛が主流になったことと関係しています。親や祖父母の代は、お見合い結婚が主流で、結婚していないと一人前とは見なされないような風潮がありました。つまりモテる人もモテない人も、等しく適齢期になれば結婚していたのです。

まわりに、「今の時代だったら結婚なんてできないだろうなあ」と思えるような性格のお年寄りはいませんか? そんな人でも昔は結婚できたのです。ところが恋愛が自由になった現代、結婚や恋愛は弱肉強食の時代に入りました。経済力のある見栄えのいい男性、若くてきれいな女性は多くの人を引きつけます。その結果、そうした一部の人だけが勝ち抜けるような時代になりました。

固定化された価値観での相手選び

また、誰もが「同じ価値観」で相手選びをしていることにも原因があります。相手選びは、世界でたったひとりの相手を見つける作業。自分だけの基準で相手を選び、ぴったりとパズルがハマるような人を選ぶべきです。しかし小さいころから親に「理想の男性像・女性像」を刷り込まれていたり、友人同士で理想像を作り上げてしまっていたりすると、同じ考えの人が一部に集中してしまうことになります。

晩婚化が相手選びを阻む

晩婚化にも一因があります。若いころに勢いで結婚してしまえば、あとでトラブルが起きても支え合うことができますし、お互いに注意し合うこともできます。若いころはきれいでなんのけがや病気がなかったとしても、30歳をすぎると病気のリスクが増えます。そうすると「最初からわざわざ苦労する相手を選ばなくても……」という心理が働き、無理にでも健康な相手を探そうとして、結婚の可能性を自ら狭めてしまうのです。逆に、自分に病気や障害が起きた場合は、最初から恋愛に消極的になってしまうこともあります。

恋愛しにくい時代の到来

ほかにも、「ジムで声を掛けたら出入り禁止になった」「コンビニで電話番号を渡したら本部から連絡が来て注意された」「職場でデートに誘ったらセクハラ扱いされた」など、婚活の場以外での恋愛が困難な時代になっています。「女性がセクハラだと思ったらそれはセクハラ」といったような、曖昧な定義も男性を臆病にさせています。そのため、積極的に婚活の場に出掛け、行動量を増やした人が単純に成功率を上げる時代とも言えます。

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