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とりあえず○○しようよ!という相手に巻き込まれないために知っておきたいこと

身近でよく聞く「とりあえず」という言葉。この言葉に「うん、そうだね」「とりあえずそうしよう」なんて答えてしまうと、後々大変なことに巻き込まれてしまう可能性があるかも!? 「とりあえず」になぜ注意した方がいいのか、その理由をご紹介します。

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「とりあえず」はただの一時しのぎで使う言葉

「とりあえず」という言葉は、「ただの一時しのぎ」という意味で使う言葉です。それにも関わらず、ただの一時しのぎではないことを「とりあえず」と言ってしまうことがあります。なぜそんなことが起こるのかというと自分に自信がなかったり、他人に傷つけられたりするのが怖いから。

自分を守ろうとすると、本来一時しのぎではないことに対しても「とりあえず」と言ってしまうことがあるのです。

例えば誰かとつきあうかどうかを悩んでいる人に、「とりあえず、つきあってみたら?」とアドバイスする人の言葉を聞いたことはないでしょうか? 「つきあった方がいい」と思っても批判されるのが怖くて口に出せないとき、自分のアドバイスに自信がないとき、人は「とりあえず」とつい口に出してしまうことがあるのです。

しかし誰かとつきあうということは「とりあえず」でできるものではありません。安易な気持ちで人とつきあった結果、誰かをひどく傷つけてしまうことだってあります。「とりあえず~」とアドバイスする人に対して、「そうだね。

とりあえず、つきあうだけつきあってみようかな?」なんて安易に乗せられてしまうと、後で大変なことになる可能性だってあるのです。

「とりあえず」は言われた方も乗りやすい言葉

「とりあえず」を言われると気持ちが軽くなり、何でもやってみなきゃわからない、まずはやってみようと前向きな気持ちにはなれます。しかし、それによる結果は全て自分で背負わなければなりません。「とりあえず」は、現状を打開して一歩前に出ようという、前向きになれる不思議な言葉ですが、言葉を換えれば「安易にやる」ということでもあります。

くれぐれも慎重に対処しなければならない物事には、誰に「とりあえず」と言われようと惑わされず、慎重に対処するようにしましょう。

「とりあえず」は悩んでいる人の肩に入った力を抜かせ、気楽にさせる不思議な言葉ですが、それを言葉通り受け取って「とりあえず」やってしまうのは危険。ぜひ、余分な力を抜いたら、もう一度真剣な気持ちで物事と向き合うようにしてくださいね。

※この記事は2014年10月06日に公開されたものです

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