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起死回生! 断られそうな雰囲気の彼女すらOKした絶妙プロポーズ

ひと口にプロポーズといっても、カップルの状況はさま。現代の日本ではほぼ100%確実にOKが出そうな場合で行われることが多いとは思いますが、中には確率半々な場合、あるいはほぼ成功しないであろうという状況でされるプロポーズもあるもの。今回は、ほぼ絶望的な状況を引っくり返して逆転勝利を収めた「絶妙なプロポーズ」を集めてみました。

結婚もしたくないし子どももほしくないという彼女に

「お互い結婚するつもりはないし、特に子どもは欲しくないということで話が一致していた彼女と同棲して3年。あるとき、彼女が実家の両親に『いつまでもプラプラしているな』みたいなことを言われたらしく、落ち込みつつ腹を立てていた。自分も前々から親に『早く結婚してほしい』と言われていて、それまで感じていた結婚への抵抗も結構薄れてきていた。そこで『(親を)安心だけでもさせてあげようか。嫌になったらすぐ別れればいいし』と、実質的なプロポーズを。彼女も少し迷ったみたいだけどOKをもらい、今挙式の準備中です」(34歳男性/情報サービス)

2人の独特の温度感が感じられるプロポーズです。結婚への心理的なハードルを下げようとした言い回しが功を奏して、プロポーズ成功に至りました。

有無を言わさぬサプライズ系

「『結婚するまで3年は付き合いたい』と常日頃語っていた彼女。付き合って1年半だけど、自分は早く彼女と結婚したくて仕方がなかった。共通の友人が集まるパーティーの席で、みんなに協力してもらい『結婚してください!』とサプライズのプロポーズをしました。バッチリOKをもらいましたが、後日彼女が『あんなの断れないからずるい』とコメント。『結果的にはよかったと思ってるけど』とも言ってくれているので、ひとまず安心です」(27歳男性/製造)

サプライズはされたときの感動もひとしおですが、結婚への意志が固まっていない女性からすると「断りにくい」という理由で嫌がられることもあるようです。このように、ちょっと強引な感じでプロポーズを成功させた例もあるのですね。

プロポーズが意識を変えるキッカケに

「彼と付き合って2年目。結婚はまだ先かな、と考えていたとき、誕生日にホテルのディナーに連れていってもらいました。そこで彼がおもむろに指輪を取り出して『結婚を考えてます』とプロポーズ。面食らったけど、素直に嬉しかった。私もそれから段々と結婚を考えるようになり、後日OKの返事をしました」(27歳女性/教育)

「告白は、自分を意識してもらうためのキッカケ作り」という恋愛テクがありますが、この“告白”がちょうど“プロポーズ”に置き換えられたケース。プロポーズをキッカケにして、彼女に結婚を意識する気持ちを芽生えさせた彼の勝利といえます。

効果てき面? 土下座プロポーズ!

「彼の3度目の浮気が発覚して、私も傷つくというよりほとんど呆れるような気分に。彼がひたすら謝って私が冷めてそれを眺めているという修羅場の果てに、『もう別れよう』と言うと、彼が『結婚はお前としかしたくない。もしまた浮気したら骨までしゃぶりつくしていいから!』と土下座プロポーズ。彼があわれになってきて、その場で『浮気したら死ぬまでたくさん慰謝料払います』という旨の誓約書を書かせて、婚約となった」(33歳女性/エンタメ)

土下座までしながらのプロポーズは、迫力の点でトップクラスといっていいでしょう。ロマンチックさや巧妙さは微塵もなく、“絶妙なプロポーズ”とはいいがたいですが、突破力は折り紙つきです。不穏な誓約書もこの話にパンチを添えています。

金の力は恐ろしい?

「お見合いパーティーで知り合った男性と一度食事にいった際。相手はアラフォーで年収が高くなかなかの好物件で、向こうはだいぶその気っぽかったけど、話しながら私は『この人はないかな~』と内心判断を固めつつあった。そして彼から『結婚したらお嫁さんには1,000万円あげたい』という準プロポーズ。『お金で釣るなんてありえない!』と思い丁重にお断りしたけど、後日そのことを女子会で報告したら周りから大ブーイング。“もったいない派”と“断って当然派”に分かれて大激論を交わした」(29歳女性/卸売)

結婚となると愛情のほかにも色々な現実的な問題が絡んできます。当然お金もその中の重要な要素。みんなが結婚=人生を天秤にかけるほど莫大ではないけれど、手に入るとなると心が揺れてしまいそうな、実に生々しい提示金額です。彼女の場合は断ったようですが、激論が行われたことから察するにうまくいくこともあるのでしょう。あなたがもし本当にそんなことを言われたら、どうしますか?

逆転成功に至った絶妙なプロポーズ集、いかがでしたでしょうか。有無を言わさない強引なものから、2人の距離感や問題を逆手に取ったうまいやり方まで、さまざまなパターンがありそうです。プロポーズまでのあと一歩がなかなか踏み出せないカップルは、ぜひ参考にしてみてくださいね。

(藤井弘美+プレスラボ)

※この記事は2014年10月04日に公開されたものです

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