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【KITTE土産】江戸時代から続く金沢の老舗の人気商品。ほろほろと口溶けのよい落雁「花うさぎ」

嘉永2(1849)年創業の石川県金沢市の老舗和菓子店「落雁 諸江屋」。金沢は加賀百万石の城下町として、さまざまな文化が花開いた場所。美しい和菓子の技術も発展し、“落雁”は加賀銘菓のひとつとして有名だ。「落雁 諸江屋」の「花うさぎ」(21粒入864円)もそんな金沢の伝統の菓子、落雁を詰め合わせしたひと品。

「落雁 諸江屋」の「花うさぎ」。ちょこんとした梅の花の形がかわいい。

赤い千代箱に入った落雁は、1粒1粒和紙にくるまれ、何とも愛くるしい。形は梅の花をかたどっていて、ピンク、緑、白と3色に色付けされている。色とりどりの落雁が並ぶ様子を見ていると、小さなころにビー玉やおはじきで遊んだことを思い出してきそう。千代箱からひと粒つまんで、口に入れると、落雁がほろほろと口の中で崩れ、繊細でやさしい甘さをゆっくりと楽しめる。

「落雁 諸江屋」の「花うさぎ」。思わず小物入れに取っておきたくなる箱。

ちょっと洒落たお茶請けとしてぴったりな落雁「花うさぎ」は、久々にゆっくりと語り合いたい母への手土産にいかが? やさしい味わいの落雁をいただきながら、日本茶をいただけば、懐かしい思い出話にも花が咲きそう。

「落雁 諸江屋」の「花うさぎ」。包装紙には金沢の地図が描かれている。

実はかわいらしいこちらの商品は、昨年ヒットしたTVドラマ「半沢直樹」で手土産として登場したことでも有名。ドラマを観ていた友人や家族へプレゼントしても喜ばれそう!

落雁 諸江屋
住所 東京都千代田区丸の内2-7-2JPタワーB1F KITTE GRANCHE内
電話 03-3217-2023

(文:高橋瑞穂、撮影:瀬尾直道)

※この記事は2014年08月11日に公開されたものです

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